2024年3月1日より受付電話番号を廃止し、全ての修理予約は公式LINEからとなりました。
やっと工場が落ち着いて来ました。
一時は10台の修理待機バイクが入庫しており、1ヶ月以上の日程を要する困難な故障案件もありましたが、解体屋とヤフオクを駆使して、なんとか納めました。
昔っからお付き合いのある中古パーツ屋がおりまして、ほんとっ重宝させて頂いております。
もちろん、ガッチャの倉庫にもかなりの種類の中古パーツが確保されているわけですが、このこと自体が、都内で営むバイク店との決定的な違いであります。
都内で限りあるスペースのテナントでやってるバイク店には、パーツストックしておくことが出来ないので、すべてパーツ代は定価で新品を取り寄せ、メーカー工賃に合わせた代金を頂くことで高額修理も少なくありません。
ガッチャでは、中古パーツ、ガンガン使います。
賛否両論あるでしょうが、ガッチャには揺るぎない方針がありまして、さして意味の無いような新品パーツ代を払って頂くよりは、中古パーツを利用し、その分修理手間代に回し、より濃い修理を行いたいのです。
その方針は2スト時代から、ずっと続いているモノで25年の実績が物語っており、シーズンになれば、これほど修理待機バイクがあふれるほどの支持を頂いている証拠かと思っています。
そして、そんな2スト時代からのレクチャー画像のストックがわんさとありますので、この公式ブログにて、メンテナンスマニュアルをデータ化して行こうと思っております。
さて、今回のレクチャーですが、2スト時代にディオシリーズとして登場し、スーパーディオ(AF27)とライブディオ(AF34)を足して2で割ったような原チャリ。
ディオフィット(AF27)のフロントカバーを外してみたいと思います。
型式こそ、スーパーディオと同一ですが、フレームから何からまったく違うバイクです。
コンパクトで、今のレッツクラスの車格で、運動性能が良く、個人的にはとても好きな原チャリでしたが、あまりにこじんまり作ってしまったデザインで、不人気車確定印となりました。
令和5年の現代には、もうほっとんど見なくなった珍車です。
まずはフロント正面から見て、3本の#3プラスネジを外します。
ステンネジなので、サビついてる場合は、力任せに緩めるとポキン!って折れる時もあります。
お気をつけて作業下さい。
次にインナー側に回ります。
4本の#2プラスビスがあるので、これを緩め、外します。
特にグレーのフェンダーモール部とのツメが強くハマっていますので、まずは指を入れ込むぐらいからこじ開け、ツメを意識して手前に引っ張ってみて下さい。
フェンダー上から手を入れると楽だと思います。
裏から覗くとツメの形状がよーくわかると思います。
押し込んでハメるツメのタイプです。
これでフロントカバー外し、滞りなく完了ですね。
中身はとゆーと、メインキーや各ケーブル類、メーター・計器コネクターなどが露出します。
ブレーキケーブルやアクセルケーブル交換時には、必ず必要になる作業なので、一度やっておくとイイかも知れませんね。
予習としてご活用頂ければと思います。
ではでは。
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