2024年3月1日より受付電話番号を廃止し、全ての修理予約は公式LINEからとなりました。
さて、今回はメンテナンスマニュアルです。
ガッチャではパンク修理は行っておりません。
出張修理という特性上、その現場の一発修理で完璧に直さないと、クレームに繋がり、クレーム対応は、経費がまるまるムダとなります。
つまり、出張修理の経費は、移動費そのものになるので、消耗するわけです。
街のバイク屋さんはステイ業務のため、再メンテナンスに経費はかかりません。
この違いがあり、パンク補修修理という応急処置は、不完全な修理方法としており、ガッチャでは、すべてタイヤ交換としております。
ただ、ユーザーがご自身のバイクのパンク補修をやるのは、大いに推奨できます。
なにせ、パンクすると動けなくなりますから、バイク屋さんに持って行くという行動がナンセンスです。
ウチのような出張修理を呼ぶか、自分で直すか ですよね。
そこで、空気を入れる手段があるならば、自分で補修キットを買ってやってみよー!というのが、今回の作業です。
念のため、パンク修理キットを紹介しておきます。
少々、腕の力はいりますが、カンタンなメンテナンスに入ると思いますので、順を追ってみよう。
これが大事中の大事な部分なんですが、必ず、パンクしているであろう部分を見つける。
これが出来ないと、修理キットも意味がありません。
逆に言えば、刺さっているところが見つからない場合直せませんので、そもそもってことにならないように、刺さっているモノがある場合に修理を踏み込むようにしましょう。
空気を入れてみて、漏れているのを確認します。
台所洗剤を薄めた水溶液を吹き付けて、ぶくぶくと泡が出たら、ビンゴです。
刺さっているモノを抜く。
ただ抜いちゃダメ。
刺さっている方向を見極めながら抜いて下さい。
ここで、あまりにも斜めに刺さっている、なが~~~い釘のようなモノであると、やっぱり修理不能です。
修理キットには、ゴツゴツした先が尖ったような工具が入っていると思います。
これの回りに付属の糊を塗布します。
タイヤの穴に突っ込んでぐりぐりと慣らします。
穴の表面に傷を付けるようなイメージです。
この傷に、接着剤が埋まると効果が高くなるので。
このグリグリ工具をタイヤに刺したまま、下の作業を進めます。
次に、先割れした先端の工具がありますので、これにパッチを挟み、接着剤を塗ったくります。
グリグリ工具とチェンジしてタイヤの穴に、刺さった方向を意識して突き刺します。
つまり、二つ折りにするイメージです。
このぐらいキレイに二つ折りになったところで、先割れの工具を引っこ抜きます。
先が割れているので、すんなり抜けますんで。
タイヤに空気を入れて、確認。
泡が増えていなければOK。
飛び出しがあまりにも多いので、少しカットします。
これ、あくまで少し出しておくのが基本です。
このぐらい出しておきましょう。
これが、乗っていると馴染んでタイヤと一体化するんで、より空気が抜けにくくなりますんで。
大事なのはタイヤに馴染ませるってことです。
これで完了です。
おそらく、すんなり進むと5分かからない作業だと思います。
途中で空気が抜け過ぎるとぺっちゃんこになって、帰ってやりにくいので、電動空気入れなどをエアーバルブに繋ぎながらやると便利かも知れません。
ぜひ、挑戦してみてください。
そのうち、摩耗して来たら交換ってのも悪くないと思います。
ではでは。
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