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【マニュアル】昔ながらのスーパーカブシリーズ(C50~AA01)たまにはやりたい!エアフィルター交換法
スーパーカブと言えば、ホンダの名車でもあり、いまだに続くビジネスの定番車両となっております。
が、その王者の君臨も、いまは、配達スタッフの安全性を考慮に入れた三輪バイクやギアチェンジが不要なスクータータイプにシフトしています。
おかもちを持ちながら片手運転するがゆえに、右手側にウィンカースイッチを持って来たアイデアも、いまじゃ、危険運転となり、カブもちゃんと左手側にウィンカースイッチを持って来ております。
時代ですね。
そんな昔ながらのスーパーカブですが、意外と見落としがちなのが、エアフィルター交換です。
開けてみると、真っ黒なエアフィルターが多く存在します。
そこで、ご自身でもできる交換法をやってみたいと思います。
古くなるとダクトがひび割れて、エアーをダクトから吸い込んでいるケースもあり、その時は、エアフィルターが汚れていないという時もあります。
本末転倒なので、その時はエアーダクトを交換して、あくまでエアフィルターで浄化した空気を取り入れるようにしましょう。
過去のレクチャーで スーパーカブのレッグシールドの取り外し方 でやったように、レッグカバーが取り外され、見慣れた風景になっているはずです。
エアクリーナーダクトのバンドを外します。
#2プラスビスです。
このビスですが、完全に外さないで、最大限緩める状態でOKです。
エアクリボックス本体が留まる10mmネジを外します。
左右両側外します。
お気づきの方もおられるでしょうが、エアーダクトのゴムカバーが付いているのですが、この付け方が、ちょっと、この個体はおかしーですね。
本来、10mmネジの頭に、ゴムを被せてあるはずなのですが、一緒に挟んでネジ込んじゃっていますんで、取り付けの際は間違わないよーに。
ネジに挟み込まれていたので、やっと、この段階でゴムカバーを外すことができました。
ネジは、オフセットされており、普通のワッシャーネジとはちょっと違うので、無くさないように。
ダクトをキャブから離脱します。
ゴムダクトが固かったら、ドライヤーなどであてて柔らかくしてからやるとイイでしょう。
まず、最大限上限に持って行き、斜めにして手前に回転させるように外します。
パイプオルガンみたいな形状のエアクリーナーボックスが外れます。
エアクリーナーボックスを開けるには、四方を留める4本の#2プラスネジを外します。
パカっと開けると、中にフィルターが露出します。
フィルターは、エアーダクトにしっかりハマっているので、割と強い力で引っ張って外します。
あとは、新品フィルターと交換して完了です。
もともとカブのエアフィルターは、空気を場所がレッグシールド上部、ハンドル根元辺りにあるため、地面から高い場所に設置されており、汚れにくいのが特徴です。
この辺りも、しっかり考えられているんですよね。
さすがカブという感じです。
埃や排ガスなどを吸いにくい構造になっているので、なかなか不具合も出ず、何十年もノー交換という場合もありますので、一度やってみるとイイと思います。
燃費が復活しますよ。
ではでは。
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