2024年3月1日より受付電話番号を廃止し、全ての修理予約は公式LINEからとなりました。
スリーターのトリシティ125(SE82J)の定期メンテナンスの基本!オイル交換法を伝授
前回、入庫した車両がトリシティ125(SE82J)だったのですが、なんだか、質が悪いバイクですね。
外装の無塗装樹脂部分は、数年も乗り回すと、カッサカサになりますね。
まるでBJです。
ホンダがなぜ、フロント二輪をやらないのか、大人の事情があるのでしょうが、コンセプト以前に、ヤマハのこの質では買う気が無くなりますね。
これまでスズキの品質が悪いような感覚がありましたが、逆転してますね、最近は。
さらに、フレームの処理が、まるで建築の鉄骨みたいです。
美しくない。
フルカバーで隠れてしまうからどーでもイイのか?真意はわかりませんが、あんま魅力ないですねー この車種。
ま、そんなトリシティですが、安全性は確かにイイと思います。
さて、作業はオイル交換法ですが、ちょー汚くなりますんで、覚悟してください。
手を汚さずに出来た試しがありません。
パーツリストはオイルドレンボルト関連のところを。
ストレーナーやゴムパッキン、バネが絡むので、厄介です。
マフラー側から作業をします。
このように、ボロキレをスタンドの下に潜り込ませておくとイイと思います。
覗き込むと17mmドレンボルトが見えます。
鍋を置く位置はこの辺りなんですが、センタースタンドが邪魔して真下には来ません。
これがムカつくんですよねー
オイル交換のことぐらい考えて作れよ って感じなんですよ。
こんな工具をガッチャでは使っています。
個体によって、やたらと固く締まってて、軽く回すにはこのぐらいのアームが必要なんです。
![](https://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/linc/cabinet/asahi/4992676009271.jpg?_ex=128x128)
![](https://gat-cha.com/wp-content/plugins/yyi-rinker/img/arrow-right.png)
反時計回りなんで、逆になれば、この方向ですよね。
あーあー だらだらですわ。
アホなの、これ作ってる人って? って思っちゃうよね。
これをDIYで自分家の車庫とかでやるのは、絶対に養生が必要になります。
キレイな道路やコンクリでやると、一発で汚くしちゃうので注意してやって下さいね。
ま、トリシティに限らずなんですが、ジョグやビーノ、VOXなど、すべてのヤマハ車が、こうなります。
ギアなんか、業務用で毎度毎度オイル交換をしなくちゃならないのに、ほんとーにムカつくんですよー このエンジン。
外すとこんなパーツ郡です。
ドレンボルトですが、これはマグネットが内蔵されていないタイプですね。
パーツクリーナーでキレイにしておきましょう。
これはストレーナーです。
これもパーツクリーナーですね。
それぞれキレイにして、組み、しっかりとドレンボルトを締めておきましょう。
あとはオイルを入れます。
マフラー上の補給口を反時計回りで開けます。
硬い場合はプライヤーかなんかで回して下さい。
すると、そのキャップに入れるべき量が記載されています。
800cm3 とありますが、液体なので、800ml または、800cc と大差ありません。
注ぎ入れます。
入れるオイルですが、10W-30 ぐらいでイイと思いますが、冬場なら、5W-30 だとか、0W-30 などを使うと、寒い日に始動性が良くなったり燃費が上がったりします。
あとはゲージを差し込み、オイル当たりを見ます。
バッチシ規定量ですね。
これで完了です。
あとは汚くなった床をキレイにしましょう。
ではでは。
![](https://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/aqueen/cabinet/bs/001yo-bka.jpg?_ex=128x128)
![](https://gat-cha.com/wp-content/plugins/yyi-rinker/img/arrow-right.png)
オイル交換のドレインボルトはそこじゃないですね、横から楽に抜けますよ
これストレーナーです(20000km清掃)
もちろんここから抜くのも有りです