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スリーターのトリシティ125(SE82J)の定期メンテナンスの基本!オイル交換法を伝授
前回、入庫した車両がトリシティ125(SE82J)だったのですが、なんだか、質が悪いバイクですね。
外装の無塗装樹脂部分は、数年も乗り回すと、カッサカサになりますね。
まるでBJです。
ホンダがなぜ、フロント二輪をやらないのか、大人の事情があるのでしょうが、コンセプト以前に、ヤマハのこの質では買う気が無くなりますね。
これまでスズキの品質が悪いような感覚がありましたが、逆転してますね、最近は。
さらに、フレームの処理が、まるで建築の鉄骨みたいです。
美しくない。
フルカバーで隠れてしまうからどーでもイイのか?真意はわかりませんが、あんま魅力ないですねー この車種。
ま、そんなトリシティですが、安全性は確かにイイと思います。
さて、作業はオイル交換法ですが、ちょー汚くなりますんで、覚悟してください。
手を汚さずに出来た試しがありません。
パーツリストはオイルドレンボルト関連のところを。
ストレーナーやゴムパッキン、バネが絡むので、厄介です。
マフラー側から作業をします。
このように、ボロキレをスタンドの下に潜り込ませておくとイイと思います。
覗き込むと17mmドレンボルトが見えます。
鍋を置く位置はこの辺りなんですが、センタースタンドが邪魔して真下には来ません。
これがムカつくんですよねー
オイル交換のことぐらい考えて作れよ って感じなんですよ。
こんな工具をガッチャでは使っています。
個体によって、やたらと固く締まってて、軽く回すにはこのぐらいのアームが必要なんです。
反時計回りなんで、逆になれば、この方向ですよね。
あーあー だらだらですわ。
アホなの、これ作ってる人って? って思っちゃうよね。
これをDIYで自分家の車庫とかでやるのは、絶対に養生が必要になります。
キレイな道路やコンクリでやると、一発で汚くしちゃうので注意してやって下さいね。
ま、トリシティに限らずなんですが、ジョグやビーノ、VOXなど、すべてのヤマハ車が、こうなります。
ギアなんか、業務用で毎度毎度オイル交換をしなくちゃならないのに、ほんとーにムカつくんですよー このエンジン。
外すとこんなパーツ郡です。
ドレンボルトですが、これはマグネットが内蔵されていないタイプですね。
パーツクリーナーでキレイにしておきましょう。
これはストレーナーです。
これもパーツクリーナーですね。
それぞれキレイにして、組み、しっかりとドレンボルトを締めておきましょう。
あとはオイルを入れます。
マフラー上の補給口を反時計回りで開けます。
硬い場合はプライヤーかなんかで回して下さい。
すると、そのキャップに入れるべき量が記載されています。
800cm3 とありますが、液体なので、800ml または、800cc と大差ありません。
注ぎ入れます。
入れるオイルですが、10W-30 ぐらいでイイと思いますが、冬場なら、5W-30 だとか、0W-30 などを使うと、寒い日に始動性が良くなったり燃費が上がったりします。
あとはゲージを差し込み、オイル当たりを見ます。
バッチシ規定量ですね。
これで完了です。
あとは汚くなった床をキレイにしましょう。
ではでは。
オイル交換のドレインボルトはそこじゃないですね、横から楽に抜けますよ
これストレーナーです(20000km清掃)
もちろんここから抜くのも有りです