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ただいま入庫中のズーマーですが、エンジンを降ろしてオーバーホールをする案件でエンジン離脱中です。
ゴトっと降ろしてから気づき、オイル落としてねー!っとちょんぼ。
分解前にオイルを抜かないとならないついでに、オイル交換方法をやってみようと思います。
エンジンは降ろしてあるので、邪魔なケーブル類がなくて解説はしやすいんだが、ちょっと載せたままの状態とは違う部分があるかも知れませんけど、そこはご愛嬌で。
さらに、DIYメンテでもしっかりやって頂きたい、ストレーナー清掃法もやってみますので、一度はチャレンジしてみてください。
ズーマーは、2タイプあります。
型式は一緒ですが、キャブレタータイプの前期型 と インジェクションタイプの後期型ですが、脱着作業の流れも一緒なので、どちらにも対応します。
オイルはですねー 10W-40 がこの時期イイのですが、冬場は固くなって始動性が落ちますね。
ガッチャでは、冬場は5W-30を、夏場は10W-40を使っています。
いろいろとオイルは試行錯誤したのですが、やっぱり冬・夏で使い分けが一番イイですね。
まず、クランクケース側下部を覗き込みます。
17mmドレンボルトがあるので、これを反時計回りで緩め外します。
ガッチャでは受け皿は鍋です。
100均の鍋で十分ですね。
取手があって便利なんですよねー
真っ黒ですね。
この古いオイルも、触ってみて、粘りが残ってるか確認すると、使用オイルの性能がわかりますんで。
ま、あくまで走行距離ごとにしっかり交換している場合は ですけどね。
次に、今回はストレーナーも掃除してみましょー
マフラーのさらに奥、スタンドの上側にストレーナーがあります。
これは17mmで外せます。
真下からラチェットで外します。
オイルがだら~~っと出て来ますので、受け皿かウェスを置いておきましょう。
ストレーナーは、こんな構造になっています。
ストレーナーボルト・バネ・金網フィルター です。
この金網フィルターには、新車時からの鉄粉ゴミや、コーキングゴミなど、かなり詰まっていると思います。
通常のオイル交換では、ココは掃除しないはずですから。
各パーツをクリーナーでキレイにして、組み上げておきましょう。
あとはドレンボルトを手締め→工具で本締め して、完了です。
この時に、アルミガスケットがあるので、忘れないようにしましょう。
新品交換不要です。
再利用で大丈夫です。
マフラー付け根のオイル補給ゲージを開けます。
反時計回りで緩みます。
もし、固い場合はプライヤーなどでアクションしましょう。
補給ゲージは、オイル補給口の蓋という役割だけじゃなく、先端にオイル量がどのぐらい付くかという計量ゲージにもなっています。
オイルを補給したら、ゲージを生挿しして、先端にオイルが付くかどーか確認しましょう。
規定量は0.6Lなのですが、今回ストレーナーも清掃しているので、ちょっと奢り気味で入れてちょうどイイかも知れませんね。
あくまでゲージで測って適切量を入れてください。
ではでは。
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