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【マニュアル】ZZ・レッツⅡシリーズのシートロックがパカパカと閉まらない¥0で直す超裏技~その2~
シートを閉めても、パカパカとするだけで、肝心のロックが掛からない!
とゆーわけのわからんトラブルが多発しているのが、レッツⅡ系とZZです。
前回の記事で、ZZを題材として¥0で直す方法をご紹介しました。
今回はその第二弾として、ZZの場合、その1とは違う原因で、パカパカと閉まらないケースも存在するので、今度はその2としてご紹介してみたいと思います。
いや、まてまて。
そんな特殊な故障で、どんだけ原因があるんやー
と思われるユーザーもおられるでしょうし、おれは一度もそんなことになってねーよ!ってユーザーもおられるでしょうが、起こってしまうことは事実です。
ガッチャへのレッツⅡ入庫車両の中でも、しっかり一定数は存在していますので、全国的に見れば、わりと起こっている事例かと思います。
ま、モノがレッツⅡということもありますし、数多いトラブルの中のひとつというだけです。
だって、スズキだもーん!
画像しか用意はありませんので、構造が理解できるかは実際の車両と見比べてみて、気づくこともあるかと思います。
こうした症状に悩まされた場合は、確認して対処してみるとイイでしょう。
もちろん、自分でやれば、¥0 です。
まずは、メットインボックスを取り外してみましょう。
見るべきところは、このシートロック部分です。
アップで見て、構造を確かめます。
本来、矢印部分のカギ状になった部分が、シートに付いている鉄棒を掴み、ロックが掛かる構造です。
ロックが掛かるということは、なにか開くことを阻害する機構になっているわけですが、パカパカとなってしまっているということは、その機構が働いていないわけですね。
指で触ってみると、節度が無く、ゆらゆらと動いてしまいます。
そのカギ状のアングルの下を覗き込むとどういう形でロックが働くかわかります。
バネが見えますよね?
その奥側のバネが外れているのがわかりますかね?
本来装着されていないといけないロックアームから、バネが外れているんです。
すると、先程指でイジっていたように、節度がなくゆらゆらとフリーに動く状態になってしまうわけです。
これではロックは掛かりません。
実はひじょーにカンタンです。
このバネを奥側のロックアングルに引っ掛け直してあげれば、解決します。
一旦、バネを外してみます。
形状的には、どっちが奥でも手前でもイイような対象になっています。
引っ掛け形状も特に曲がっている様子もありません。
つまり、開閉を繰り返すうちに、たまたま取れた。
こーなると、もう、これは、スズキの設計が悪いということでしょうね。
不可抗力です。
このバネですが、大した弾性力ではありませんので、小型のラジペンを使って引っ掛け直してあげれば、いともカンタンにロック機構が直ります。
パカっ!カチっ!
気持ちイイ~~~~
前回は、ロック部のカギ状部分がヘタって、ロックが効かないトラブルだったので、ロック自体を持ち上げましたよね。
今回は、ロック機構を動かすバネが外れているだけでした。
同じ箇所で、直し方も違うが、カンタンな方法でいずれも直ってしまうのは、イイ情報だったでしょ?
ではでは。
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