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【マニュアル】中華カブ(AA04・JA07・JA10)の始動性が悪くなった時のまずは点火プラグ交換!
カブも最近、さっぱりわからんなー というバイク屋が多く居ます。
それだけ複雑な型式チェンジを行われているということです。
これはなにもかも排ガス規制が影響していると言えます。
モデルチェンジをしないと対応できないということもありますし、小ロット生産ライン方式がリスクヘッジに繋がるということもあります。
総生産台数を割り出し、作ったら終わり 的な作り方の方がコストが低いということも考えられるでしょう。
そこまで大きな生産計画になると、空の上の話しなので、よくわかりませんが、ロングセラーでながーく作ることが、令和の時代、難しくなって来ていると言えます。
今後も、道路交通法上の混乱も相まって、やたらと型式チェンジし、もっともっと理解できないカブシリーズが誕生することでしょう。
複雑さが増した要因とも言える、中国生産になってからのカブ50(AA04)と110版(JA07・JA10)に対応する点火プラグ交換方法を今回レクチャーします。
AA04版のパーツリストです。
点火プラグというのは、エンジンヘッドに繋がるパーツ郡となります。
つまりエンジンパーツと言ってイイでしょう。
プラグ型番は、NGK製が CPR6EA-9S となり、DENSO製が U20EPR9S です。
なぜ2つ用意してあるかというと、独禁法対策です。
一般ユーザーの新車は、ほぼNGKが装着されています。
採用割合は秘密らしーです。
この型のカブになると、レッグシールドの隙間から作業することになっています。
エンジンヘッドが目視できるので、この辺りを覗き込みます。
プラグキャップが見えます。
これを引っ張って外します。
なんや手が入らないので、プライヤーを使って外します。
キャップを引っこ抜くと、プラグ頭が見えて来ます。
16mmのプラグレンチを用意します。
こんな風な組み合わせがベストではないでしょうかね。
ちょっと振り幅が狭いですが、カリカリと緩めていきます。
ある程度緩んだら、あとは手で外しましょう。
たいして悪くない状態ですが、修理屋としては外したら交換です。
このプラグ型番 CPR6EA-9S ですが、そうそう売っていません。
例えばガソリンスタンドにあるかーっちゅーと、ありません。
ホームセンターにも、ほぼ置いてないでしょう。
二輪パーツ専門店か、AMAZON、楽天、辺りで入手するのが確実でしょうね。
それと、パーツ入手に関して、バイク屋は回らない方がイイですよ。
無駄足になります。
ではでは。
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