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セルが弱くなったカブ50/110(AA09・JA44・JA59)のDIYバッテリー交換法
今回入庫したスーパーカブですが、もう最近のカブが型式が複雑で、ちょっとわけがわからなくなって来ています。
セルが効かなくなった という案件なんですが、ま、原因はバッテリーの電圧低下です。
バッテリー交換すれば一発OKなのですが、お電話口で「カブのよー、セルが回らねーんだよ。直してくれや」と言われるわけです。
どのカブ?
となるわけです。
型式を細かく聞かなくちゃならんわけで、50なのか110なのか、クロスなのか、リトルなのか、もう、めんどくせー。
そんなん細かく対応できるおっちゃん(お客さん)じゃ無かったんで、聞くのも、調べて貰う時間も、もったいないので、お引き上げして来ました。
持ち帰って来て、JA44型のカブ110だったことがわかりました。
このバッテリー交換、意外とめんどーなんですよね。
画像と共にやってみましょーね。
今回の作業は、JA44だけじゃなく、その後のJA59や、50ccのAA09も、まったき同じ要領で出来ます。
バッテリー型番も同じです。
パーツリストを見てみよう。
特に難しいことは無いんですが、バッテリーカバーを外す前に、マイナス端子を抜かないとならないという部分ですよね。
ボックス内が暗かったりすると、難儀すると思います。
まず、センターカバーを外します。
センターの#3プラスネジを外します。
オフセットされたこんなタイプのネジです。
ここが厄介なんですが、湾曲されたカバーをこのようにめくるように外して行きます。
あまり強引にやると、かえって外れにくいので、軽く起き上がらせる感じでやってみよう。
ツメは意外と多いです。
外れると、バッテリーカバーが露出します。
この段階で、バッテリーカバーの上下の#2プラスビスを2本、それと、マイナス端子を外します。
これはカバーのビスです。
カバーを開きます。
ヒューズだのテストコネクターなどが付いているままで大丈夫です。


ここでやっとプラス端子が見えます。
カバーを外して端子ネジを外します。
あとはバッテリーを引き出すだけです。
わりとめいっぱいの空間なので、ちょっと引き出しにくいかも。


バッテリー型番は、GTZ4V です。
これが純正です。
YUASA品番のYTZ4Vでも、もちろんOKです。
ではでは。
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