2024年3月1日より受付電話番号を廃止し、全ての修理予約は公式LINEからとなりました。
今回はメンテナンスマニュアルです。
ホンダのOEMとなったビーノ4(AY02)の定期メンテナンスが入りました。
常連のお客様で、都内でお店を開いているオーナーさんの通勤バイクです。
いわゆる、フレームやエンジンはホンダ・タクト(AF79)と同一フォーマット。
つまり、消耗品パーツもホンダと共通という、我々メンテ業社にとってはとても都合がイイバイクです。
今回は、エアフィルターとプラグとオイルという消耗品三点セットの交換となります。
いわゆるガッチャサービスの、リフレッシュパックというやつです。
そのうちの、まずはエアフィルター交換方法をやってみたいと思います。
概ね、タクトの時と一緒なのですが、ま、個別にやってみましょーね。
脇から見える4本の#2プラスビスを外します。
前方の1本だけ、サイドモールに隠れているので、注意です。
隠れたビスは、このサイドモールの穴からドライバーを通して、外します。
長いオフセットしたドライバーですんなり外せますので。
ビスを外すと、すぐにぽろんとエアクリーナーボックスカバーごと外れるはずです。
ボックスカバーには、フィルターアッシーが留まるツメがハマっています。
このツメを2箇所ともかわすことで、カバーとフィルターが分離します。
これが交換すべきフィルター本体です。
ボックスには、ゴムダクトが走っていますので、この中も覗いて詰まりが無いか確認しておこう。
一度、蜘蛛の巣が張っていて、吹けないトラブルがあったこともあるので、舐めないよーに。
今回、NTB製を用意した。
新旧比べてもらうと、汚れ具合は理解できるだろう。
ボックス内部は、オイル溜まりがある。
これはブローバイオイルと言って、エンジンオイルの戻りで、エンジン的には少々くたびれている証拠だ。
ボロ布などでしっかり拭き取って、掃除しておこう。
エアフィルターの交換は、燃費向上やエンジン始動性をアップさせる、一番安いメンテナンス方法では無いだろうか。
一度、チャレンジしてみてください。
ではでは。
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