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放置パックで入庫のスーパーカブ(AA04)なのですが、なかなかエンジンをかけるのに手こずってしまったわ~
ま、噴射系に問題があったわけなんですが、放置パックは上限金額が決まっちゃってるので、どう安く収めるかが、いつもキーとなります。
その作業の過程で、オイル交換をやることになったので、意外にも、これまでレクチャーしたことが無かったようで、改めて一緒にやってみたいと思います。
このオイル交換のレクチャーですが、ほぼカブと名の付く全車に対応しています。
C50・AA01・AA04・AA09など、原付一種だけじゃなく、原付二種タイプにも対応しています。
ただ、今回の個体、オイル交換をサボサボしていたようで、フラッシングも行っておりますんで、その辺も参考にしてみてください。
オイルドレンボルトがあるのは、このリアブレーキペダルとマフラーエキパイ部の奥。
覗き込むと、17mmボルトがある。
これを外すと途端にオイルが飛び出すので、取れるか取れないかぐらいで、一気にボルトを引き抜くのがコツだ。
しかーし!ほっとんど出て来ない。。。
オイルを枯渇させてしまったようで、つまり、エンジン内部で煮汁がグツグツと煮詰まって、各パーツに染み付いてしまったよーな状態になっている。
ちなみに、ドレンボルトはこれね。
アルミのパッキンが付いているので、これ、絶対無くさないように。
エンジンオイル量は交換時で、0.8Lとあります。
フラッシングオイルは、0.5Lも入れればイイだろう。
ガッチャではRAMCOを使っているが、安物のエンジンオイルでも代用できるがコツがいる。
基本的に、サラっとしているオイルを使うのがイイのだが、時間をかけてエンジンアイドリングを行えば、安物オイルで代用可能。
フラッシング入れたら、アイドリングで10分近く回す。
5分ではほんのり温かくなる程度なので、10分が目安だろう。
マフラーがちんちんで触れないぐらいになるのが理想。
なんとも茶色いオイルになって出てきた。
エンジン内部は相当汚れていたと想像がつく。
あとは、通常のエンジンオイルを入れて完了。
今回は、オイルが煮詰まっている状況もあるので、10W-40を選択。
エンジンコーティング剤も併用して、内部金属を温存するような選択をしています。
最後に、オイルゲージで量を確認する。
先端、みじかっ!
ま、この先端部にオイルが付けばOK。
スーパーカブのエンジンは、基本的にオイル交換さえしていれば、10万kmはノーメンテでもイケるスペックを持っている。
とにかく、オイル交換は大切です。
ではでは。
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