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VOXのインジェクションが吹かなくなった復活劇!インジェクション健康法のコツ!
今回のご依頼はVOXの放置プラン。
通常はバッテリージャンピングして、プラグの火花が飛んでいるか?燃料が回ってるか?を重点的にチェックします。
最近の4サイクルエンジン系スクーターは完全に電子制御なので、バッテリーあがりをすると、まずエンジンはかかりません。
そこで、電装系チェックを重点的にやるのが、常。
しかし、今回のVOXは、厄介です。
燃料ポンプは動いているが、燃料噴射しない。
いつものひじょーに壊れやすい燃料ポンプの挙動とは違うみたい。
ちなみに、これが燃料噴射ノズル。
すぐエンジンの脇に挿さるよーになっていて、直接燃料噴射しています。
昔はキャブレターという部分に燃料は流れていましたが、今は、ダイレクトにエンジンに噴射しています。
空気はスロットルバルブというところが、アクセルの開度に応じて、新鮮な空気を取り入れてるという仕組みですね。
まず、噴射しないと思ったら、この噴射ノズルをエンジン本体から外し、ガソリンを吹き付けているか確認して、もし吹き付けが無ければ、ひとまず、噴射ノズル付近に直接インジェクションクリーナーを塗布して掃除してみるのがベスト。
この平面の部分に、目に見えないぐらいの小さい穴が空いてて、そこから霧状にガソリンを噴射します。
この状態でセルを回してるみると噴射しているかどーかがわかります。
でも、ココで注意点!
必ず、プラグコードは外して、スパークプラグに火花が飛ばないよーにしておいて欲しい。
バイク、燃えますよ?
外で噴射しているトコロに火花が回って来たら、着火しますので、ちょー気をつけて下さい。
噴射しているのがわかるかな?
ま、結果的に、噴射ノズルをキレイに掃除したら直りました。
放置したガソリンがねとねととノズルにまとわり付いていたんですね。
故障とは、他愛もないコトが多いんです。
ま、とにかくいつもの、2万km未満で故障する、欠陥燃料ポンプの故障じゃなくてよかったです。
悪い時だと2台に1台はぶっ壊れてるからね~
ひどいもんです。
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