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【マニュアル】わずか1500円で燃費UP!ディオ4(AF62・68)エアフィルター交換でリッター2km向上する
しかし物価が上がりましたね。
世界の先進国に比べ、日本はまだまだ物価は安い方とは言え、ココのところの製品の相次ぐ値上げ発表は家計に痛いモノでしょう。
AEONなど大手企業の給料は軒並みアップ報道はありますが、こと、一般企業においては物価高と反比例するように、サラリーは変わっていないようです。
一人暮らしの電気代が5万円にもなるとの情報もあるようで、いよいよ嗜好品でもある原付バイクは最優先で削られる対象となることは明らかです。
バイク業界も少子化も相まって、いよいよ若者離れが加速していくことでしょう。
そこで、クリーンエンジンの4サイクル主流になった原付スクーターとは言え、財布を助ける燃費向上術を紹介するとゆーのは、このテクニカルブログでも有意義なモノではないだろうか。
低コストな上に、最大限燃費UPが期待できる消耗品パーツ、それは、エアフィルター交換です。
なに説明の必要はないだろう。
新鮮なキレイな空気をエンジン内部に取り込むことは、悪いわけが無い。
その結果、リッター2kmの燃費向上が見込める。
根拠は、実際計ったから。
これ以上の答えはないだろう。
正直言うと、5km伸びたモノもあったが、平均値で2kmと控えめな数値にした。
つまり、絶大な効果が見込めるのが、このエアフィルター交換である。
今回の個体は、ディオ4(AF62)であるが、後期型のAF68型にも対応可能だ。
そして、このディオのエアフィルターに限っては、ネット上で1,500円で流通している。
表題のとおり、わずか1,500円でリッター2kmの燃費向上を目的とした作業となる。
早速やってみよう。
まず、エアクリーナーボックスカバーを外します。
脇から見て5本の#2プラスビスを外す。
ただし、これだけは取れない。
隠しビスがあるからだ。
この穴。
ここからドライバーを差し込んで、隠れたビスを外すのだ。
ちゃんとビスに届いているのが確認できるだろう。
これを知ってるか?で作業の楽しさがぜんぜん違うはずだ。
これでボックスカバーが外れる。
するとちょっと汚れたフィルターがお目見えする。
あまり汚れていないじゃん!と思う方もいるとは思うのだが、内部の紙フィルターはだいぶ目詰まりを起こしている。
この汚れ具合は、即交換だ。
ちょっとへばり付いているかも知れないが、引っ張れば外れる。
ちょっとピントがズレているが、アップで見れば表面にびっしりとすすが付いているのが確認できる。
新鮮な空気が入らないこともそうだが、空気の流速が阻害されるのが燃費に影響する。
空気というのは、必ずなんらかの物体壁を伝って入って来る。
それはボックス内壁だったり、こうしたフィルター壁だったりするわけだ。
そのフィルター壁に汚れがあると、突っかかって入って来ないので、流速が下がるという理屈だ。
ダイソンなどの掃除機でよく聞くサイクロン方式が、吸入流速が下がらないのは、阻害するフィルター壁が無いからである。
遠心力でゴミと空気を分離させる方式だからだ。
つまり、あの方式をバイクのエアクリーナーに応用できれば、格段に燃費は上がるはずなのだ。
ただその場合、かなりの渦巻き音がするので、とてもうるさいバイクになってしまうかも知れないですけどね。
燃費向上アップ術、ぜひ、ご自身のバイクでも実践してみて下さい。
ではでは。
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