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外装パーツ外しはこれまでもいろいろとレクチャーして来ましたが、フロントパネルという言葉が出てくるのは、数少ないです。
フロントカバーという名称は、フロントを覆うカウル全体を指すわけですが、その中で、フロントにパネルとして装着されている樹脂カウルを、フロントパネルと呼んでいます。
そんなちっこいカウルが何の意味があるのか?というと、ケーブル交換時などに、ちょっと中でガイドしたいという時に役立つのが、フロントパネルです。
のはずなんですが、この車種に限っては、どーしょーもない作業となります。
その筆頭が、ディオ4(AF62)とディオ4(AF68)です。

そのフロントパネルとはどこや?
とゆー声も聞こえますので、とっととレクチャーしてみましょー。

まず、正面の#3プラスネジを外します。
#3サイズなので、気をつけてください。

インナー側の#2プラスビスを左右2本外す。

上方にズラすように持ち上げる。
裏から見ると、そのツメの形状から、動かす方向が理解できるだろう。

これで外れる。

このツメの形状を事前に知っておくと、ツメを割ることなく外すことができるだろう。

これで外れました。
狭いですね。
はい、だからって、なんのメンテナンスができるってわけじゃありません。
意味の無いパーツに思えます。
こんだけのメンテナンス領域で何ができるかというと、ケーブルを上下に送ることぐらいしかできない。
キー交換も無理。
なぜ、こんなカウルカバーを設計したのが不明だが、フロントカバーがサイドカバー側まで回っているタイプは、総合的にフロント廻りのメンテナンス性が悪くてダメですね。
一つ一つの作り良さの積み重ねで、三方良しの原付バイクが出来上がり、結果的にロングセラーになるわけですから、ユーザーばっかりに媚び売ってないで、メーカーはもう少し、街のバイク屋に意見を求めるべきですね。
昭和時代に肥大した大手メーカーの傾向です、まさに。
変なバイクばっか作ってると、原付一種なんて、近い将来、無くなると思います。
ではでは。









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