2024年3月1日より受付電話番号を廃止し、全ての修理予約は公式LINEからとなりました。
ガッチャにも、たまーに事故対応をお願いします。と、ご依頼がありますが、ごめんなさい。
一切行っておりません。
事故を起こした時に保険対応となると、壊れたままのバイクをずーっとお預かりしないとならないため、スペースが利益を生まないことになります。
これは、保険対応の本質を変えないと、どこのバイク屋も受けてくれないことになりかねません。
保険屋もめんどくさいので、すべて全損扱いにします。
最終的に修理に至らないバイクを預かり、保険対応し、ムダな見積もりを何枚か制作することになる。
最終的に、誰からも一円も貰えないことが大半という結末です。
お困りのユーザーさまにはお察ししますが、ガッチャとしては、受けられない仕事ではありますが、保険料の支払いが修理代金として不足するであれば、DIY修理をおすすめします。
そのために、外装パーツの取り外し方法をこのテクニカルブログで見て実践して頂ければと思っています。
パーツは、ネットでカンタンに手に入れることができます。
特に、事故った時に割れ欠けしやすいフロントフェンダーの脱着法を、今回、スクーピー(AF55)でやってみます。
スクーピーの型式はAF55型一色。
最終型でインジェクション仕様も出たのですが短命に終わり、ほっとんど出回っていない状態です。
つまり、ほとんどがキャブ仕様車だと思います。
インジェクションにしろ、キャブにしろ、年式の違いでこのボディカバーのカラーチェンジ方法に違いはありませんので、ぜひ参考にして下さい。
まず、この作業、フロントパネルだけは外しておいたほうがやりやすいです。
フェンダーとはこのパーツです。
この個体はカラーチェンジ案件だったので割れたりはしていないのですが、事故の際はボロボロになってるかも知れないパーツです。
ハンドルをめいっぱい切ります。
すると真上から留まる10mmネジがありますので、これを左右両側、2本を外します。
レッグシールドがあたるので、こうしたユニバーサルジョイントが付いているとイイでしょう。
力は入れにくいんですが、コツを掴むとしっかり緩めることができると思います。
外したネジはこれ。
少しオフセットしてある特殊なモノなので無くさないように。
外す方向は上に持ち上げる形です。
ツメの形状を見ると理解できますよね。
フェンダーは2ピースになっているのですが、まずは裏側が外れました。
次に、表側です。
下から覗き込むと、ケーブルを通す丸いガイドがあるのがわかります。
これを上方向に外します。
ガイドの形状はこんな感じです。
このタイミングで、フロントから見える10mmネジを外します。
フォークを一文字にした横方向からだと、すんなり抜けます。
この辺でちょっとコツが要る感じです。
これで、フロントホイールを外さなくてもフェンダーを抜くことができました。
往々にして事故の際は、フロントステムなども曲がっているケースが多いので、こうやって抜くケースがあるかないかは別として、ひとつ覚えておくとイイのかも知れませんね。
ではでは。
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