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【マニュアル】カゴ付きバイクのポシェ(3KJ)のハンドルアッパーカバーを外してみる
通常、年明けから2月ぐらいまではヒマなんですが、工場がいっぱいです。
しかも、ぜんぶ2サイクル原付。
直してエンジン始動すると、もくもくと煙だらけになる、なんとも令和っぽくない光景が、工場の中にあります。
でも、キライじゃありません。
エンジンかけたよー おれ。
って、充実感はありますね、なんだか。
その中の一台が、今回ご紹介するポシェ(3KJ)です。
正式にはジョグポシェなんですが、めんどくさいので、ポシェで行きます。
あー そー言えば見たことあるわー
ってなると思います。
カゴが標準装備されている原付バイクで、そこそこ売れました。
そんでもって、乗れば、ぜんぜん便利。
こーゆーの好きだけどなー
リアボックスも標準装備して欲しいぐらい、収納に関して、もっと原付バイクは追求すべきあかと思うんだけどね。
収納がたっぷりあって、かつ、デザイン性が悪くない、防水性もちゃんと考えられている原付バイク、欲しくない?
さて、作業はとゆーと、ハンドルアッパーカバーを外して行きたいと思います。
この作業、メーターケーブル交換時やブレーキケーブル交換時に必要になる作業です。
型式は同じなんですが、ジョグ(3KJ)とはちょっと違うデザインなんですよね。
ポシェは、ヘッドライトがフロントカバー下方に位置しているので、ポジション球がセンターにあるデザインになります。
さて、まずはウィンカーを外さないとなりません。
ひとまず、首筋両脇の2本の#2プラスネジを外しておきましょう。
脇から留まっている、少し特殊な留め方ですね。
次に、ウィンカーを外します。
この穴、わかりますかね?
ハンドル手前に切って、かなり奥まったところに#2プラスビスが留まっています。
これを、左右両側外します。
ウィンカーユニットを下から引き出すように外します。
上部にツメが2箇所ありますが、それほど強く入っていませんので、すんなり取れるはずです。
ウィンカーを外すと奥に#2プラスネジが留まっています。
これを外します。
ウィンカーは2極コネクターで留まっているので、これを外しちゃいましょう。
結局ウィンカー付けっぱでは、アッパーカバーが外しきれない構造なんです。
アッパーカバーとメーターカバーは、ツメでハマっています。
これを工具などは使わずに、手だけで外すことが望ましいです。
工具使うと、キズになるんですよね。
こんな感じで外します。
このコネクターがポジション球の2極コネクターです。
ツメを押しながら引っ張れば外れます。
これで完了です。
中に見えるのは、ホーン、ウィンカーリレー、各配線類などです。
計器廻りのメンテにも有効ですし、各ケーブル類の交換時などにも必須作業となるでしょう。
基本的に、ジョグ(3KJ)もまったく同じ工程なんですが、ま、そちらはまた別にやりたいと思っています。
ではでは。
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