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先日修理のご依頼があった案件が、エンジン警告灯点滅で、スピードが出なくなったしまったとゆーご依頼です。
これは、エラーコード57の水温上昇によるオーバーヒート防止のパワー制御です。
ちょいちょいご依頼はあるのですが、ホンダの場合、一番疑わしいウォーターポンプ故障はこれまでの経験上、あまり無いんです。
ヤマハだと、ポンプが故障して冷却水をエンジンに回すことが出来ず、オーバーヒートをお越し、警告灯点滅というのは、多くあるのですが、ホンダはそれがありません。
バラして、ほぼポンプ故障という時が無かったので、今回も鼻から疑ってはいません。
そんな対処の方法の中から、まずは、冷却水のチェックとラジエターの清掃などからやって行きたいと思っています。
![ズーマー(AF58)](https://gat-cha.com/wp-content/uploads/2022/04/3c0d5b818fe49ce86b7790a45920a7f3.jpg)
ズーマーは、2タイプあります。
型式は一緒ですが、キャブレタータイプの前期型 と インジェクションタイプの後期型ですが、この水温計異常に関しては、同じエラーコードになっています。
![ズーマーのラジエター清掃方法](https://gat-cha.com/wp-content/uploads/2023/10/5995a1d6d8c5967cd50f47126fb7f8a3.jpg)
動画撮っておけばよかったのですが、5回点滅後に、速い点滅で7回、これで「57」となります。
結果を申しますと、今回行う、冷却水チェックとラジエター清掃では、解決しませんでした。
なので、補助策とゆーか、通常のメンテナンス法として解説しておきます。
まずパーツリストチェックです。
![ズーマーのラジエター清掃方法パーツリスト](https://gat-cha.com/wp-content/uploads/2023/10/df786f230867ff34f5cd298598287ea0.jpg)
ラジエターにアクセスするには、まずラジエターカバーを外さないとなりません。
そもそも、冷却水を目視でチェックするには、リザーバタンクを先に見るのが手っ取り早いです。
![ズーマーのラジエター清掃方法](https://gat-cha.com/wp-content/uploads/2023/10/75022ebf8b5a947230cd12a2dacdb896.jpg)
これがリザーバタンクです。
ラジエター内部の冷却水が減れば、勝手にこちらのリザーバーから流れて補給する構造です。
が、まったく減ってもいませんね。
ロアーとアッパーの間にしっかり位置しているので、適切です。
次にオイルチェックしてみましょう。
![ズーマーのラジエター清掃方法](https://gat-cha.com/wp-content/uploads/2023/10/d6e2eaee30e419bdb345d199480894a3.jpg)
なぜオイルチェックするのか?とゆーと、エンジン内部のオイルが枯渇して、水温計が焼けてしまう場合もあるからです。
が、オイルもキレイな状態でたっぷり入っていますね。
これも違う。
次に、ラジエター自体をチェックするため、ラジエターカバーを外します。
![ズーマーのラジエター清掃方法](https://gat-cha.com/wp-content/uploads/2023/10/e4010d394d41f4417b899e2d12a7d423.jpg)
脇から見て、4本の#2プラスビスを外します。
![ズーマーのラジエター清掃方法](https://gat-cha.com/wp-content/uploads/2023/10/e094db302686a174cd765b976a95f074.jpg)
ビス形状です。
![ズーマーのラジエター清掃方法](https://gat-cha.com/wp-content/uploads/2023/10/552ee5e18d7274e3890ff6aae6c762cb.jpg)
これで、カバーが離脱します。
![ズーマーのラジエター清掃方法](https://gat-cha.com/wp-content/uploads/2023/10/a409a118b9bd4a2f023c950849291dad.jpg)
ラジエターに外傷は無いのはわかります。
![ズーマーのラジエター清掃方法](https://gat-cha.com/wp-content/uploads/2023/10/694f7dfed508e0bf2843f78d762488af.jpg)
ま、ただ、一応汚れは付着しているようなので、掃除しましょう。
![ズーマーのラジエター清掃方法](https://gat-cha.com/wp-content/uploads/2023/10/a1031450c7e4f74794343569dd015cdb.jpg)
一番イイ方法は、掃除機です。
エアーガンで吹いてもゴミが中に詰まってしまうだけなので、吸うのが一番。
![ズーマーのラジエター清掃方法](https://gat-cha.com/wp-content/uploads/2023/10/2dfbad6f344e8c700c5e4e7f4b6c0b87.jpg)
はい、キレイになりましたね。
これで冷却のコンディションはバッチリです。
が、こんな汚れ程度で警告灯は異常を示しませんので、ココも原因ではありません。
![ズーマーのラジエター清掃方法](https://gat-cha.com/wp-content/uploads/2023/10/4c1484dd8960e015feba267147607a16.jpg)
念のため、蓋を開けてチェックしてみれば、たっぷりと冷却水は入ってますし、また外れです。
![](https://gat-cha.com/wp-content/plugins/yyi-rinker/img/arrow-left.png)
![](https://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/auc-ainetshop/cabinet/motorex/72873_001.jpg?_ex=128x128)
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![](https://gat-cha.com/wp-content/plugins/yyi-rinker/img/arrow-right.png)
![ズーマーのラジエター清掃方法](https://gat-cha.com/wp-content/uploads/2023/10/864d3dc326c46defc71a01cb970fbcf3.jpg)
そもそもホースに亀裂や漏れもないので、減るってことは無いんです。
なぜなら、冷却水は消耗するのものではなく、循環しているだけなので。
さーて、車体右側には原因は無いよーです。
尻切れトンボで申し訳ないのですが、今回は、ラジエター清掃法ということでご勘弁を。
今回はここまでで。
次回は、センサーを取り外してチェックしてみたいと思います。
ではでは。
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