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【マニュアル】すぐ出来る!ダンクのオイル交換をDIYメンテナンスでやる技とコツ
さて、今回はメンテナンスマニュアルです。
エンジンの異音やエンジンストップして、そういえば、ずーーーーっとオイル交換してないなー
というユーザーの方、それはオイルが枯渇している可能性があります。
普段からオイルゲージを覗いているユーザーは少ないかと思いますので、実際にオイルが入っているかどうかは、抜いてみないとわからないというのが現状でしょう。
もちろん、通常、エンジンが調子が良い状態であれば、オイルは減りません。
オイルが減るということは、物理的に漏れているか?または、エンジン燃焼爆発で、燃やしてしまっているか?のどちらかです。
後者なら、マフラーから白煙を吹いているはず。
いずれにしても、オイル交換というメンテナンスは、エンジンのコンディションを見る上で、ひじょうに参考になる作業でもあります。
今回の個体は、修理で入庫した車両、ダンク(AF78)のオイル交換作業をレクチャーしてみようと思う。
このダンクですが、前期型をAF74、後期型をAF78という型式チェンジを行っており、排ガス規制により変更となっています。
そのいずれの型式においても、今回は対応可能です。
また、実は、同じエンジンを積む、タクト(AF75・AF79)やジョグ(ホンダOEM車)などにも対応可能である。
作業の立ち位置は、左側だ。
スタンド付け根辺りにドレンボルトがある。
12mmと、これまでのホンダ4サイクルより、二回り小さいサイズだ。
これを反時計回りで緩め、外します。
まずは、これぐらいオイルが出てくれば、一安心。
燃やしてはいない。
ドレンボルトは、こんな感じ。
ワッシャー的なモノが、アルミパッキンである。
これを付けないとオイルが、ぽちょん、ぽちょんと漏るので、必ず装着すること。
まずは、手締めする。
その後、本締めだ。
インパクトドライバーの場合は、慣れが必要なので、本来はメガネレンチなどを使ってくれ。
オイル補給口は、マフラーの辺りにある。
反時計回りで緩めて、ゲージを外す。
ゲージには、0.65Lと表示があるが、0.6Lぐらいをまず入れて、ゲージで調整するのがベストだ。
オイルは、ガッチャのブログを見て頂いて、よくお問い合わせを頂くのだが、10W-40という粘度でも十分である。
ただ、ガッチャでは、始動性重視で0W-40を使っている。
いわゆる、最近のエクステンダー付き電動車、つまり、日産のe-power車や、ハイブリッド車など、コンパクトスポーツ低燃費車に使用する高級オイルだ。
いつも全開走行の原付バイクには、少しイイオイルを使ってやると、コンディションが下がりにくいわけだ。
ゲージを軽く挿して、オイル量を確かめる。
ちょっと足す。
挿して測る。
ちょっと足す。
こんなことを繰り返して量を適切に持って行くと、トラブルを防止することができるだろう。
オイル系トラブルは厄介ですからね。
多すぎれば、プラグやエアフィルターを汚す、燃費落ちる、不完全燃焼、エンジンストップ・・・ということにもなり得る。
少なければ、オーバーヒート、よっては焼き付きなどなど。
原付バイクは、オイルが命である。
では。
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