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【マニュアル】4ストジョルノのタイヤ交換時に必須なマフラー外しとリアホイール外しをレクチャー
ただいま修理入庫中のジョルノ4なのですが、魅力がぎゅっと詰まったイイ原付バイクになっていますよね~
決して小さくはないと思うんですが、小粋な感じもあり、ヨーロピアンスタイルの日本車とは思えない上質なデザインがすばらしーです。
2サイクル時代はビーノに負けていた感じがしましたが、4ストになってからは、むしろビーノよりジョルノの方がおしゃれな印象を受けます。
調べていないですが、おそらく販売台数もそれに習っているとは思います。
今回はそのジョルノ4ストのマフラーを外してからのリアタイヤ・ホイールを外してみようと思っています。
タイヤをチェンジする作業があったので、ついでにマニュアル化しました。
マフラー外しはともかく、リアホイールのセンターナットを外すのに手動工具はあまりオススメしておりません。
ガッチャではDIYメンテナンスだとしても、電動インパクトレンチ、または電動インパクトドライバーの購入をオススメしております。
なぜなら、機械工具を使ってやった方が楽だしテクニック以上のことが出来るからです。
道具を使いこなすこと自体が楽しい と思ってくれることが、このテクニカルブログの目的でもあるからです。
だいたい安いモノだと2万円代、イイもので4~5万円しますが、人生の中で一台買って持っていて、絶対損はしない工具です。
ただし、HIKOKI、またはマキタの18V以上のモノを買いましょう。
マフラー形状はトゥデイF.I.(AF67)やディオ(AF62/68)と似てはいますが、マフラーガード形状や跳ね上げ角度が違います。
AF61のトゥデイとは流用が効くパーツとなります。
エキパイ部がエンジンハンガー辺りから覗けます。
10mmナット2本で留まっています。
インパクトレンチだと15cmぐらいのオフセットソケットビットを装着した状態で、エンジンハンガーの間を通して、回すことが出来ます。
ワンプッシュで回せるので、かなり楽ですよ。
ナット形状です。
ネジ部のサビを防ぐために長めのナットを使っています。
次に脇の12mmボルト2本を外します。
1本は手で回せる範囲まで外しておき、片方の手でマフラーを抑えながら外してみて下さい。
左手でマフラーガードを持ちながらだと楽だと思います。
エキパイ部に負荷が掛からないように気を付けながら外して行きます。
これで離脱できました。
ボルトは潤滑油を吹いておくとイイと思います。
次にリアホイールを外していきます。
センターナットは24mmナットです。
原付バイクのパーツ郡の中で一番きつく締まっている部分でもあります。
サビで固着している時もあるので、ここはインパクトレンチを使いたいところです。
ナットとワッシャーです。
ナットをよく見ると緩み防止が切ってあります。
余計に緩みにくい構造なわけです。
ホイールをシャフトから外します。
シャフトとホイールがサビで固着している場合もありますので、ワコーズのラスペネは事前に買っておいた方がイイかも知れません。
もし、外れにくいと感じた場合は、ブレーキ調整ネジを緩めてみたり、反対側からプラスチックハンマーで叩いてみたりしてアクションを起こすのもイイでしょう。
ホイールの中にはブレーキシューがあります。
外したついでに減っていれば交換、減っていなくてもブレーキかすがいっぱい付いているので、掃除しておきましょう。
キーキー鳴くのも、少しは改善されるかも?
タイヤは摩耗していたので交換しました。
タイヤ交換はまた違う技術が必要になりますので、それは次回やってみたいと思います。
いかがでしたか?
マフラー外しからのリアホイール外しは、足廻りメンテナンスの基本ですが、意外と素人ユーザーさんには、工具が必要になり手出しが難しい部分ですよね。
もし、挑戦してみたいと思ったら、まずは電動インパクトドライバーを購入してやってみるのもイイと思います。
ワンステップ進んだメンテナンスが必要になると思いますよ。
ではでは。
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