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【マニュアル】2ストアドレス110初期型(CF11A)のスクリーンアッパーカバー脱着法をレクチャー

今回外すのはこちらです。

2スト原二の軽快さは乗った人にしかわからないかも知れませんね。

今更2スト原二を買い求めようとするユーザーもおられないでしょうし、このままソフトな時代になって行くのでしょうね。

ちょっと寂しい感はあります。

とは言え、今も残る2スト原二をしっかりメンテナンスして市場に残して行くのも、我々、メンテナンス業社の役目だと思っております。

今回作業する、このアドレス110(CF11A)もファンが多くおります。

特徴として、アッパーカバー部に、ちょっとしたぷちスクリーンが付いているのがわかります。

このぷちスクリーンが、60km/hを超えると大きいんですよ~

高速巡航時、ヘルメットの上部を叩くような風が来るもんなんですが、それを回避してくれるので、それだけでも安定性が増します。

飾りじゃないんですよね~

そのアッパーカバーから、スクリーンアッパーの2ピースを脱着してみたいと思います。

2ピースになってる?

と、ちょっと不思議になるかも知れませんが、分解を見て行けば納得してくれると思います。

2ストアドレス110のアッパーカバー脱着法

まず、インナー側の2本の#2プラスビスを外します。

2ストアドレス110のアッパーカバー脱着法
2ストアドレス110のアッパーカバー脱着法

すると、アッパー部のフロントアッパー部だけが外れます。

これが2ピースになっていることです。

なんでこんな面倒なことをするんだろーと思っていましたが、スクリーンは当時、ロングタイプのスクリーンもオプションであったもんで、どちらにでも装着交換できるような作りになっているわけです。

2ストアドレス110のアッパーカバー脱着法

次に、スクリーンアッパー部を外して行きます。

#3プラスネジを4本外します。

これ、ネジがいっぱい見えますが、あとのネジはスクリーンをアッパーカバーに留めるネジになります。

2ストアドレス110のアッパーカバー脱着法

今回外すのはこちらです。

2ストアドレス110のアッパーカバー脱着法

少しマイナスドライバーでこじるとイイですね。

この部分からセパレートになっています。

2ストアドレス110のアッパーカバー脱着法

ある程度開いたら、あとは手で押し広げてみて下さい。

2ストアドレス110のアッパーカバー脱着法

この穴めがけて、真上からハマるツメ形状になっています。

2ストアドレス110のアッパーカバー脱着法

メーター上からスクリーンごと、ぼろんと外れました。

2ストアドレス110のアッパーカバー脱着法

これで離脱しました。

もし、スクリーン交換の際は、アッパーカバーと共締めとなっていますので、カンタンに交換できるでしょう。

このアッパーカバーが装着されるサブフレームはハンドルから溶接されており一体です。

もし、事故などで曲がってメーター上が開いてしまった場合はハンドル交換となり、痛い出費となります。

せめて交換可能になっていればイイんですけどね。

ではでは。

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