2024年3月1日より受付電話番号を廃止し、全ての修理予約は公式LINEからとなりました。
原付二種の修理入庫は増えるばかりです。
この排気量になると、エンジン設計なども余裕があると見え、かなり頑強にはできており、カウリングなども作り込みがしっかりなされており、そうそう変な故障はありません。
ただ、圧倒的に多いのは給排気系と電装系トラブルですね。
雨が多い日本ですし、ゲリラ豪雨やら、とにかく湿気との戦いですもんね。
電装系トラブルが出るのは、そもそもコネクターやギボシや端子の腐食から来るケースが多いのも特徴です。
それと同じく、給排気系も湿気に関係しているトラブルを招きます。
その筆頭がエアフィルターです。
エアフィルターとは言葉通り、空気をろ過する装置なのですが、排気ガスなどには黄砂やらPM2.5やら、細かい粒子のゴミがいっぱい詰まっています。
それを取り除くフィルターなので、目に見えない汚れが付着し、そのゴミに雨の走行時の湿気が結合すると、かなり吸入効率が下がり、エンジン内で不完全燃焼が起こります。
その不完全燃焼が、パワーダウンまで体感できないまでも、燃費を下げる要因となります。
極論を言えば、燃費を上げたければエアフィルター交換をするのが最短の近道なのです。
こう、考えるとバイク・メンテナンスっておもしろいでしょ?
すべての役割が「始動・起動・制動」に繋がっているんですよね。
最近では、この重要な3つのパートに、環境性というモノが加わり、最高の燃費を保つメンテナンスこそ、SDGsという考え方が出て来ているわけです。
今回ご紹介する、PCX125(JF56)乗りのユーザー、皆様に、ぜひとも実践して頂きたい、燃費を上げるDIYメンテ、エアフィルター交換法をレクチャーしてみたいと思います。
ちなみに、JF28・JF81・JK05に関してはパーツ自体が違うので、また次の機会にやりたいと思います。
んなもん、同じパーツにしとけよ!って思うんですけどね~
至って、カンタンな構造です。
真横から見て7本の#2プラスビスを外します。
タンデムステップがちょっと邪魔くさいなんですが、干渉せずドライバーは使えます。
わりと長めのビスを使っています。
ちょっと手回し工具だと疲れちゃうかもですね。
エアクリボックスが外れます。
するとフィルター部が露出します。
このフィルター部を取って交換するんですが、やたらとデカいんですよね。
もうちょっと細かいパーツにならんかね?ホンダさん?
イイ加減わかってよ?ゴミが大変なんですよー
ユーザーさんであれば、普通ゴミで捨てるのがイイと思います。
新聞紙やアマゾンの包装紙にくるくるって包んで、パーツが見えないようにして、シラっと捨ててしまいしょー。
修理屋の我々がやったらイケませんが、ユーザーさんだったら合法ですから。
はい、ピンボケ画像です。
これ、何が言いたいかとゆーと、ボックス内部もキレイに掃除しておきましょうね。ということです。
ちゃんとキレイにしたんですが、しっかり撮らんとダメっすね。。。
さて、これでエアフィルター交換が完了しました。
燃費計っているユーザーであれば、比べてみてください。
もし、変わらなかった場合は、それほど汚れていなかったと思ってください。
2km以上伸びたとゆーユーザーさんが居たら、もう少し、交換サイクルを短くするとイイかも知れませんね。
なにせ安いパーツですし、ネットで3個ぐらい注文しといてストックしとくのがイイじゃないかな~と思いますよ。
ではでは。
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