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【マニュアル】スクーピーのリアウィンカー折れを直す!ボディカバーとテールユニット分解法プロのコツ
さて、今回の入庫車両はスクーピー(AF55)
スクーピーを所有するユーザーの大半がこうなったのではないかとゆートラブルが、リアウィンカー折れ現象だ。
厄介です、これ。
当然、リコールも出て、初期ロットのテールユニットは樹脂製オンリーで出来ていたモノを、スチールの補強を入れた対策パーツに変更されました。
そこで、対策前のウィンカー折れを直すために、その作業過程で行う、ボディカバー外しも一緒にレクチャーしたいと思います。
スクーピーの型式はAF55型一色。
最終型でインジェクション仕様も出たのですが短命に終わり、ほっとんど出回っていない状態です。
つまり、ほとんどがキャブ仕様車だと思います。
インジェクションにしろ、キャブにしろ、年式の違いでこのボディカバー外しに違いはありませんので、ぜひ参考にして下さい。
これが、樹脂オンリーのテールユニットを使っている場合に起こす、リアウィンカー折れ現象です。
ぽろっと、カッチョ悪いんです。
前回の作業で、メットインボックスは外れているとは思いますが、前準備として、これを外しておいて下さい。
メットインボックスを外すと、ボディカバー内部で配線郡が配線留めにより数カ所留まっているのが確認できると思います。
広げてフリーにしておいて下さい。
まずはテールユニットと留まるナンバー付近のアンカークリップを外します。
真ん中をプッシュするとフリーになり、外れるタイプです。
次に、ステップ部と留まるアンカークリップを外します。
赤○の方はサイドモールと留まる#2プラスビスです。
これは真上から見ているところですが、ガソリン給油口を開けると、2本の#2プラスビスが留まっています。
これを外します。
場合により、このビスは湿気でサビサビになっている時もありますので、バカにならないように慎重に外して下さいね。
前回、キャリアの外し方でもやりましたが、このタイミングで外れていなければ、8mmネジを緩め外し、キャリアも外しておきましょう。
あとは、ボディカバー全体を上部に引き上げて行きます。
前方側も同様です。
ガバっと外してみて下さい。
ボディカバー裏に回っていたテールユニットの配線郡を外します。
3極コネクターがテールとブレーキランプ。
あとのギボシ端子は左右ウィンカーです。
これで外れました。
次に、テールユニットを外すために、裏側を見ます。
裏から見て、5本の#2プラスビスを外します。
ボディカバーからテールユニットを離脱させます。
外れた様子。
リアウィンカー、テールレンズ、テール球など、テールユニット樹脂部分以外はすべて移植しますので、必要なビスなどを外して離脱させておきましょう。
これが新品パーツです。
純正番号は、33704-GET-305ZA となりますが、ZA部分が、樹脂部のカラーコードとなり、それぞれの個体で違いますので、ご自身の合った番号で注文しておきましょうね。
交換して、ウィンカー、テール、ブレーキなど点灯確認して完了です。
いかがでしたでしょーか?
テールユニットの交換と言っても、それほど外すネジ、ビスもそれほど多くは無かったと思います。
これなら自分でできる!っと思ったユーザーも多いのではないでしょうか。
もし、工具もプラスドライバーとほんの一部のボックスレンチがあればできそうですし、ぜひ、DIYメンテに挑戦してみて下さい。
ではでは。
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