2024年3月1日より受付電話番号を廃止し、全ての修理予約は公式LINEからとなりました。
さて、今回はメンテナンスマニュアルです。
車体番号と型式認定の確認場所をやってみましょー。
車両はアドレスV100シリーズ。
めっちゃ売れた原付二種シリーズなのですが、基本プラットフォームが古く、バイク屋さん泣かせとも言える、とんでもなく整備性の悪い原付バイク。
ユーザーは買いたがるが、バイク屋さんは売りたがらないという不思議な現象があった。
V100が修理で入庫すると、「あちゃー!」と頭を抱えるという、ま、ハッキリ言って、スズキの悪いとこ満載、スズキを絶対的に印象付けた車種です。
このV100シリーズですが、ロングセラーだけあって、
初期型(ライトスイッチあり)→中期型(キーシャッター装備)→後期型(マフラー変更とスタンドロック装備)→最終型(メインキーからシートオープンできる)
など種類分けされているのが、今となっては、型式分けしたほうがスッキリするだろう。
1型(初期型と中期型)=CE11A 2型(後期型と最終型)=CE13A
この2種類に分類される。
それぞれの絶対的な特徴として、1型=排ガス規制前 2型=排ガス規制後
つまり、型式違いはマフラーの違いであり、見分け方と言ってイイだろう。
ではでは、まずは車体番号を調べてみよう。
まずはシートオープン。

一目瞭然。
シートを開けて、シートロック部分に打刻されている英数字が、車体番号である。
今回の車両は、アドレスV100S最終型 なので、CE13A-○○○○○○ である。
車体番号を聞かれた場合は、シートを開けてお伝え下さい。
次に、型式認定番号の調べ方だが、車体またいで右側に回り込んで頂きたい。

タンデムステップの奥、マフラー根元部分の前方に、メインフレーム部があるのだが、ここにシールが貼ってある。
目を凝らしてよーく見ると、Ⅱ-1714 と記載がある。
これは、2型の型式認定番号であり、1型の場合は、Ⅱ-1589 となる。
Ⅱ- となっている場合は原付二種という意味である。

このアルミシールが劣化して見えないこともあるので、型式の違いで、上記、型式認定番号を記載するとイイだろう。
この型式認定番号は、市役所などでナンバー登録をする際に必要になりますので、わからない時は、この記事を参考にしてほしい。
それでは。
コメント