CATAROG
原付バイクカタログ

アドレス110【CF11A】
profile
1990年代後半に、同名の2ストエンジンスクーターが存在したが、2015年に登場したアドレス110は、インドネシアのスズキ・インドモービル・モーター社で生産されるグローバルモデル(世界市場向けモデル)だった。
1998年登場したアドレス110は、パワフルな2ストエンジンを、安定性の高い小柄な車体に搭載して登場。実用性も高く、コミューターとして人気を集めた。
2003年、排ガス規制をクリアしながら10PSを発生する高性能2ストエンジンを、ノーズを短く切り詰めた特徴的なフォルムに包み込み、本格的な油圧ダンパー内蔵の30φテレスコピックフォークと前後12インチアルミキャストホイールで足元を固めた快速スクーター。
イグナイターおよびCDIの仕様変更、マフラー内部構造の変更により、従来の走行性能を確保しながら静粛性を向上。
エンジン外観ではクラッチアウターカバーが新設され、ヘッドライト上に「S」マークが追加された。また、新色のホワイトを500台限定で追加。(限定500台)。
manual
weak point
- 防蝕性能が悪く、サビだらけの車体になる。
- アルミの質が悪く、雨にあたるとすぐにアルミサビが出る。
- 計器スイッチ類の品質が悪く接触不良や作動不良が多い。
- 駆動系の作りが悪く、経たりが早い。
- エンジンシリンダーのメッキ技術が弱く、ほぼすべての個体で焼き付いている。
- 樹脂パーツの品質が悪く、すぐにカサカサ状態になる。
- メットインボックスがキャリアを外さないと取れない組み込み順番が不便。
spec
型式 | BD-CF11A |
発売年月 | 1998/4 |
全長×全幅×全高 (mm) | 1855×630×1120 |
ホイールベース (mm) | 1265 |
最低地上高(mm) | 125 |
車両重量 (kg) | 101 |
乗車定員(名) | 2 |
燃料消費率(km/L) | 40.5 国交省届出(60km/h走行時) |
原動機型式 | F129 |
原動機種類 | 2ストローク |
冷却方式 | 空冷 |
排気量 (cc) | 113 |
2スト・吸気形式 | リード弁式・ピストン弁式 |
内径(シリンダーボア)(mm) | 52.5 |
行程(ピストンストローク)(mm) | 52.2 |
圧縮比(:1) | 6.8 |
最高出力(kW) | 7.4/6000rpm |
最高出力(PS) | 10/6000rpm |
最大トルク(N・m) | 13/5500rpm |
最大トルク(kgf・m) | 1.3/5500rpm |
燃料供給方式 | キャブレター |
燃料タンク容量 (L) | 6 |
燃料(種類) | レギュラーガソリン |
満タン時航続距離(概算・参考値) | 243.0 |
エンジン始動方式 | セルフ・キック 併用式 |
点火装置 | C.D.I.式 |
点火プラグ標準搭載・型式 | BPR6HS |
搭載バッテリー・型式 | YTX5L-BS |
エンジン潤滑方式 | 分離給油(2スト) |
クラッチ形式 | 乾式・多板・遠心 |
変速機形式 | Vベルト式・無段変速 |
1次減速比 | 2.263 |
2次減速比 | 3.500 |
フレーム型式 | パイプレス |
キャスター角 | 25°20′ |
トレール量 (mm) | 73 |
ブレーキ形式(前) | 油圧式ディスク |
ブレーキ形式(後) | 機械式リーディングトレーリング |
ブレーキオイル適合規格 | DOT 4 |
懸架方式(前) | テレスコピックフォーク |
懸架方式(後) | ユニットスイング式 |
タイヤ(前) | 90/90-12 44J |
タイヤ(後) | 100/80-12 56J |
ヘッドライト定格(Hi) | 35W/36.5W |
テールライト定格(制動/尾灯) | 18W/5W |
スピードメーター表示形式 | アナログ |