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【マニュアル】セル始動を復活させる!絶版キャビーナ(ブロード)50/90のバッテリー交換法をレクチャー
屋根付きバイクのプロトタイプとしてデビューしたキャビーナ50/90ですが、基本フォーマットはリード50/90と同一です。
流用パーツもかなり多く、ヘッドライトなどは初期型ディオのモノをそのまま使用している、まさにジャイロキャノピーを作るためのテスト車両という概念を含んでいますね。
ホンダって、こーゆーこと、するんですよねー
だからおもしろいんですよね、遊びゴコロがあって。
さらに、兄弟車として屋根が無いバージョンが、ブロード50/90(AF33/HF06)となります。
型式を同一としているのですが、こちらはもっとカジュアルに乗れるよう振っているようです。
屋根機構意外は、ほぼ同じ作りなので、イジり方に関してはまったく同じです。
ただし使用パーツは相違したりするので、そこは注意して揃えたいところです。
さて、今回はキャビーナとブロードに対応するバッテリー交換法をやってみたいと思います。
事前に言っておくと、キャビーナはYTX7L-BS であるのに対し、ブロードは他の50ccと同じYTX4L-BSタイプが使われています。
ここは注意が必要です。
とは言え、ほっとんどブロードを見ることは無いので、キャビーナベースで話しを進めてイイと考えています。
ガッチャにも、これまでブロードが入庫したことは皆無です。
それだけ希少車なんですよね。

まず、給油口を開けます。
すると2本のアンカークリップが見えますので、これをフリーにします。
真ん中のポッチを押し込むタイプです。

アンカークリップはこんな形状です。

この○の箇所に大きなツメがハマっています。
このツメをかわすように力を入れながら外します。

ある程度力を入れてみても、ツメがすぐに割れるようなやわな樹脂じゃありませんので、安心してやってみましょう。

バッテリーが露出するとバッテリー押さえのアングルがありますので、2本の#2プラスビスを外して、アングルを取り外します。

あとはプラス・マイナス端子を外します。

バッテリーを引き出して完了です。
型番は YTX7L-BS と大型を使っています。
とは言え、ネットでもそれほど高いわけでもないので、2年1度はダメになる前交換しちゃいましょー









電装系パーツがいくつかココに集中しています。
手前のユニクロメッキの箱がセルリレーです。
バッテリー繋いでセルボタンを押すと、カッチン!カッチン!って切り替わる音がします。
奥の黄色と乳白色のO157みたいな形のケースが、フューズボックスです。
古いバイクですから、ツメフューズじゃなく、ガラス管を使っています。
もし、バッテリー交換しても、セルが回らない場合は、先程のセルリレーがカッチン!カッチン!と作動しているか?
それと、ガラス管フューズが切れていないか?を確認するとイイと思います。
ではでは。
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