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【マニュアル】燃費UP!始動性UP!ジョグ4ストのプラグを交換して愛車コンディションを瀑上げする!
ただいま絶賛入庫中のジョグだが、さまざまな種類があり、正直、電話口でジョグの故障なんですが・・・と言われても、どのジョグ!?となってしまう。
入庫しているジョグは3台あるが、なんとその3台すべてが型式が違うジョグとゆー、なんとも管理が大変な状態である。
スタッフ同士で、ジョグのあれやったかー!? どのジョグ!? ってなもんです。
というのも、ジョグは4サイクルになってから、マイナーチェンジを数回行っており、型式が、SA36J→SA55J→SA57J とチェンジしています。
その型式チェンジは、いずれも排ガス規制による、排出ガスに対応した変更で、機能的な追加などは、ほぼありません。
整備方法も、すべての型式に共通して行えますので、今回のプラグ交換法も、同様に活用できると思います。
その他にも、ZR(SA39J・SA56J・SA58J)ジョグデラックス(SA39J・SA56J)ジョグプチ(SA36J・SA55J)なども、すべて同じです。
まずはステップ下にあるバッテリーボックスカバーを開けてからプラグ交換に取り掛かる。
前回の記事、バッテリー交換方法の手順と途中まで同じである。
ステップにある、2本のトルクスビスを外す。
トルクスビスであるが、専用工具をお持ちで無い場合でも、マイナスドライバーや六角レンチでもOKです。
こんな形状のビスだ。
この穴にハマるマイナスドライバーですんなり回るはずだ。
砂利などが詰まっている場合もあるので、ちょっとこじると開けやすいぞ。
これでバッテリーボックスカバーが取れました。
バッテリー奥に目をやると、イグナイターから伸びるプラグキャップが見えるので、確認して欲しい。
ただ手前に引くだけだ。
思い切って引っこ抜いてみよう。
プラグが露出しましたね。
ガッチャでは、こんな組み合わせでやっている。
ネプロスのプラグレンチに、ユニバーサルラチェットレンチの組み合わせだ。
反時計回りにある程度緩め、あとは手回しで素早く外していく。
電極が丸くなっているのがわかる。
型式は、CR8E である。
電極が日々の点火により丸く、スパーク膜が出来てしまうので、まず、爆発効率が悪くなり、スラッジが排気バルブ回りに溜まり、終いにはエンジン不動となってしまう。
エンジン不動とならないまでも、燃費が下がり、始動性が悪くなるのが前兆である。
こうしたことがあるならば、まずはプラグ交換が最適だ。
一点集中の点火性能を回復させることで爆発力が戻り、不完全燃焼で溜まったバルブ回りの汚れを吹き飛ばしてくれるので、ヘッドをバラして掃除する必要性は無い。
ガッチャの出張修理サービスで、リフレッシュパックが人気なのは、そうした理由からだ。
ご自身でも工具さえあれば、ぜんぜんできる作業ですので、ぜひやってみて下さい。
ではでは。
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