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最も売れた原付バイクはディオシリーズです。
しかも、その大半が2スト時代のディオです。
AF18型から始まったディオ伝説は、AF27とモデルチェンジしベストセラー、エンジンを縦型から横型に変えたのが、今回ご紹介するライブディオ(AF34・AF35)です。
欠点も多くある横型シリンダーエンジンに変更したのは、メットインスペースをフラットに深くしたかったから他ありません。
ガソリンタンクをステップ下に追いやり、負圧ポンプでさらに上にあるキャブに送る。
マフラー取外しに外装分解などを無くし、テールをシェイプアップさせたデザイン。
このプラットフォームの基礎は、今のスクーターの定番となり、かつ、究極型と言えると思います。
令和時代に十分通用するデザインは、さすがホンダであり、逆に言うと、もうこの形で極めたとも言えるので、その後のディオは4サイクル化やら機能追加はしたモノの目新しい革新的な変更はありません。
もし、このライブディオをお乗りのユーザーがおられれば、特に新しいモノを求める必要性もないでしょう。
これでイイと思います。
そして、このガッチャテクニカルブログでは、古い車種のイジり方もバンバン紹介して行きます。
令和時代の動画を使わない、じっくりスマホで確認できる、ほんとーに現場で便利な取説をお届け致します。
今回は、ライブディオのフロントカバー脱着法です。
ライブディオ、ライブディオSR、ライブディオZX、ライブディオS、ライブディオJ、ライブディオコンビブレーキと、どのグレード、年式、すべてにおいて対応しています。
早速、やってみましょー。
まずは正面に回り、3本の#3プラスネジを外しましょう。
次にインナー側に回り、4本の#2プラスビスを外します。
そして、このフロントカバー先端部に隠しクリップがあります。
裏側から見てみましょう。
アンカークリップが左右両側に留まっています。
プッシュしてフリーになるタイプです。
真ん中をプッシュすることでフリーになり、外れるという仕組みです。
あとは前方向に力を入れて引っ張ります。
バコ!
ある程度勇気が必要になります。
この辺りを持って引っ張ると力が一定になるかも知れません。
ツメの形状はこんな感じです。
押し込むことでロックされる仕組みです。
つまり、外す場合は力で引っ張るのが正しい。
外れました。
フロントカバー内には、各種配線コネクターとメインキー、ケーブル類、CDIやホーン、レギュレターなど、トラブルを起こした場合にチェックできるパーツがしっかり格納されています。
ぜひ一度は挑戦してみて下さい。
ではでは。
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