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【マニュアル】古い!セピアとセピアZZ初期型のフロントカバーを外してバッテリー確認
ヒストリーシリーズ・・・ってことではないのですが、古いレクチャー画像をどんどん露出して行こうという企画でもあります。
ガッチャの営業目的のひとつに、2スト原付スクーターという貴重な車両を後世に残して行こうという隠れた活動があります。
捨てる前にちょっとガッチャにチェックさせてよ?起こせる予算があるなら起こそうぜ!
という活動です。w
もちろん、金はお客さんが払うんですよ。w
でも、お支払い頂く以上、その予算内でできうる限りのことは尽くします。
そうした当たり前のことをやることが、2スト原付バイクを保存することになるのではないかと考えております。
その中のひとつの活動が、このレクチャーブログです。
今回、セピア(CA1EA)のフロントカバー外しをやってみたいと思います。

レッツⅡより前に発売されていた、スズキの定番スタンダードスクーターだったのですが、そりゃもう、今のレッツ4なんかよりも売れてました。
そこらじゅう、セピアだらけでしたからね。
ネーミングがちょっとカッコかわいい感じで、いわゆる人畜無害なスタイル?が定評でした。
ふつーに10インチ定番タイヤでコスト低、ふつーに脚付きも加速感も良く、ふつーに壊れるし修理にも出す。
三方よしです。
大いに稼がせて頂いた車種です。
なに、変わったもん作らなくても、こんな感じのふつ~~~~のスクーターを作り続けて頂きたいと、メーカーに懇願しますね、我々修理業社は。
エンジンなんて全車種、全メーカー、統一でイイっしょ。
タイヤは3.00-10で、バッテリーはYTX4L-BSでイイっしょ。
シートが低くて、ステップは真っ平らで、メットインが広くて、各電球とエアフィルターとプラグが交換しやすい、ふつ~~~~のスクーターを作ってくれれば、それでイイんです。
ホンダのスクーターが実はジョグでもビーノでもイイんですよ。
世の中の空気読んでほしいもんです。
では作業スタート!

もちろん、まずは、正面の3本の#3ネジを外します。
#3ですから、大きいプラスドライバー使ってね。

インナー側の肩の部分に#2プラスビスが留まっているので、これを外します。

あとは前方に力を入れて外しましょう。

壊す勢いで大丈夫です。
バカっと!

ツメの形状はこんな感じなんですが、見ても、あんまり参考にならんでしょ?
ガバっと!行けば大丈夫です。

はい、これで外れましたー
外れると、いろんな電装系が入ってますね。
リレー類やら、コネクターやら。
そして、バッテリーが露出しましたね。






カンタンなので、説明だけ。
やじるしの部分にゴムバンドがありますので、これを外します。
あとはプラスマイナス端子のネジを外せばOKです。
型番は、○T4L-BS です。
現在は、○TX4L-BS という極板が増えたこちらの型番が主流で、まったく同じに利用できます。
バッテリーの上に載っている半透明のプラッチックは、ヒューズボックスです。
バッテリー交換しても、セルが回らなかったら、この中のガラスヒューズを疑ってもイイかもね。
ではでは。








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