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ここんところ2サイクルスクーターのネタをやることも多くなりました。
原点回帰です。
とは言え、現在の主流は4サイクルエンジンを積んだスクーターなのですが、その出始めの頃、いろいろと難があり、設計が迷走しているなー と思われるバイクがいくつかありました。
そのひとつが、今回紹介する、ジョルノクレア(AF54)です。
作りも・・・イマイチ。
スタイルも・・・イマイチ。
走りも・・・イマイチ。
イマイチということもあり、さほど売れなかった印象があります。
マイナー車種に属するわけですが、そのネーミングは少々おもしろい。
2ストレトロポップ系スクーターで、人気のジョルノがありました。
そのジョルノというネームバリューをもらって、ジョルノクレアというネーミングにした。
これが評判悪かったので、ジョルノというネーミングを捨て、クレアスクーピーというカワイイスクーターを出した。
いや、ジョルノが悪いわけでは無い!ということで、再度、ジョルノを4サイクルにして復活させた。
最終的に、クレアスクーピーは捨て、ジョルノだけを残した。
結果、ジョルノというネームバリューに勝るモノは無かった。
というホンダの事情です。。。知らんけど。。。
この迷走具合はおもしろいって話しです。
さて、作業は、ボディカバー外しなんですが、ジョルノクレアは、これが基本中の基本。
なぜなら、メットインボックスがボディカバーを外してからじゃないと外れんねん!
まず、前提として、キャリアを外して置こう!
3本の8mmネジを外します。
メッキ処理されているので、古い個体だとサビが出ているので、舐めないように。
外すだけです。
はい、これでボディカバーに取りかかれます。
つまり、このシルバーボディの部分、ごっそりです。
でかいんです。
テールやセンターカバー、サイドカウルまで、すべて一体ボディなんで。
ステップ後方部、シート下部に、#3プラスネジが留まっています。
これを外します。
次に、脇にアンカークリップが留まっています。
左右両側外しましょう。
クリップ外しを使うと便利ですよ。
アンカークリップの構造をよーく把握しておきましょうね。
ポッチを押すとフリーになるタイプです。
次に、シートをオープン。
シートが邪魔になるので、はじめに外しておきます。
ヒンジ部に10mmナットを2本外します。
反時計回りで緩みますので、反対方向に回すと、ネジ切れます。
はい、これでシートも外れましたね。
ボディカバーをステップから外していきます。
ツメの形状をよーく確認してください。
斜め後方に引っ張る感じです。
燃料キャップをかわしていきます。
すると、なにか引っかかるモノがあるのが、シートキーのケーブルです。
シートロックのケーブルは、ボディカバー側のキー側で外すのがベストでしょう。
ケーブルアングルからケーブルを外します。
差し込まれているだけなので、ラジペンなどでカンタンに外せます。
あとは、テールと一体のため、テールランプ類のコネクターがあります。
これをウィンカーと合わせて、3個のコネクターを外します。
これで、外れました。
とは言え、ボディカバーが取れたところで、どーもエンジンユニットは見えて来ないですよね。
次回にでも、このメットインボックスを外して、もっとメンテナンスをしやすいよーにしてみましょーね。
ではでは。
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