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原付二種で今だ人気の車種が、このアドレスV125(CF46A・CF4EA)である。
今回はメンテナンスの基本中の基本の、オイル交換法をやります。
ただし、このV125に関しては、なぜか?オイルエレメントが装備されています。
さらに!ストレーナーと言われる大きなゴミを取り除くフィルターまでも。
装備の意味はよくわかりませんが、あるからには交換しないとなりませんので、余計なもん付けやがって・・・とは思うのですが、やってみましょー。
画像点数が多いので、とっとと進めます。
今回の作業ですが、V125とV125Gの初期型CF46A型・後期型CF4EA型に対応しています。
モデルチェンジしたCF4MA型のV125Sとベーシック、SSなどは、また違う手順になりますので。

まず、オイル交換法ですが、立ち位置は車体の右側、マフラー側からアクセスします。
ちょうどこの辺りを覗き込みます。

すると、ちょい凹んだエンジン躯体部に、14mmドレンボルトが見えます。
これを反時計回りで緩めます。

工具は、メガネレンチで十分です。

手を汚さないコツは、手締めで最後は外すこと。
ボルトを躯体に押し付けながらだと、最後の最後ですっと外すことができます。

ドレンボルトはワッシャー型のガスケットがハマっていますので、絶対に無くさないようにしましょう。
それと、このガスケットをオイル交換の度に交換しろ的な教えをしているのも多く見かけるのですが、そんな神経質になることはありませんので。
オイル交換ごときで、いちいちパーツ発注なんてやってられないと思うので、再利用で十分ですから。
10回でも20回でも再利用できるので、毎度交換しなくちゃならないことは無いですからね。
次に、オイルエレメントです。

今度は車体の左側に回りましょう。
この辺りを覗き込みます。

オイルフィルターは、このフィルターカバー内に入っています。
3本の8mmネジを外します。
上の1本が、クランクケースカバーの樹脂カバーと干渉して外しにくいと思います。

そこで、これぐらいオフセットが詰まってるラチェットかなんかを用意します。
角度が付いている板ラチェットでもイイかも。






こうして、ケースカバーに当たらないように外します。

あらかたネジを緩めるとオイルが流出してくるので、受けを用意しておきましょう。

ネジ形状はこんなタイプです。

これで、エレメントカバーが外れます。
キレイにしておきましょう。

これでオイル・エレメントが外れます。
外すのに、磁石を使いました。
エレメント奥には、黒いゴムパッキンのOリングが装着されていますが、外す時に、エレメント側に付いて来ちゃう時もありますので、よく確認してから捨てるようにしましょう。
もし、躯体側に付いたままであれば、そのままでOKです。

ここにも汚いオイルが溜まっていますのでキレイに拭き取っておきます。
さて、次に、ストレーナーです。

すぐ隣にあります。
2本の8mmネジを外します。
またネジを緩めると、オイルが垂れて来ますので、受けを用意しておきましょう。

ストレーナーカバーが外れます。

すると、部屋を二分するように、フィルターが引き出し状に装着されています。
これを外側ゴムを掴みながら引き出します。

このストレーナーは大きなゴミを取るのに効果があるのですが、ウエスなどでよーく拭き取っておきましょう。

キレイになりましたね。

それぞれの部屋もキッチンペーパーなどを丸めてキレイに拭き取っておきます。
ストレーナーとエレメントをそれぞれの部屋に装着します。

オイルフィルターは、V125の他にも、アヴェニスやヴェクスターなどにも流量可能です。



出来たら、まとめ買いしておいて、3回のオイル交換に1度は交換しておくと、イイコンディションで保てるかも知れません。
しっかりカバー類を装着して完了です。
オイルを注ぎます。

オイル注ぎ口は、マフラー消音器のちょい前の給油口を開けます。

オイル量が記載してあります。
950mlとありますが、今回、オイル・エレメントとストレーナーからもオイルを出していますので、1Lは入ってしまうでしょう。

とりあえず、1L入れてみました。
オイルの粘度ですが、5W-40を使っています。








オイルを回すために、エンジンを掛けて1分→止めて5分待ちます。

軽くゲージを差し込みます。
ねじ込んじゃダメですからね。

はい、規定量でした。
結局、1.05Lぐらい入れました。
これは、オイルの出し方によって若干個体差が出るので、必ずゲージを使って確認して、オイルを足し、またゲージを確認して とやって下さいね。
もちろん、車体が水平を保った場所でね。
センタースタンドは必須ですから。
ではでは。





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