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【マニュアル】ヴェルデのエアエレメントの交換方法をマスターして始動性をUPさせる!
さて、今回はメンテナンスマニュアルです。
スズキの2スト原付のヴェルデ(CA1MB)。
いわゆるレトロ系スクーターの部類なのだが、いろいろとムリして作った感が否めない、スズキの失敗バイクとも言える。
そのメットインスペースの狭さは不評で、買う人を選んだ。
今回の作業は、前回からの流れとなりますが、メットインボックスの外し方からの、ボディカバーの取り外し方法を踏まえての、今回のエアエレメント交換方法です。
エアクリーナーメンテナンスぐらい、外装の絡みなくしてくれよー スズキ。
金使う前に頭使え、まったく。
今回の個体はCA1MB型で、後期型なんですが、前期型のCA1MAもまったく同じ流れです。
ボディカバーも外れ、今、こんな状態です。
なにせ、ボディカバーにすっぽり隠れていますから、エアエレメントの劣化具合も新車で買った時以来だと思われる。
こうなると、メンテナンス料は、四輪車以上に貰うことになるのは、理解できますよね?
ボンネットをバン!って開けてやる作業と比較して、キャリア→メットインボックス→ボディカバーと外して、やっとこ、エアクリ交換する車両なんて、トヨタのスタッフが知ったらビビると思うわ。
チャリンコより売れてない原付バイクの未来は暗いですよ。
横から見て5本の#2プラスビスを外します。
はい、これが外したビスね。
あとはボックスカバーを外します。
これでエレメントは露出します。
触ってみると、ボロボロです。
これがボッソボソになってキャブレターに詰まってしまうとエンジンは止まりますんで、この状態で交換しときましょ。
外した中も、キレイにしておきましょー。
これが新品のエレメントなんですが、エアフィルターオイルを塗布します。
ガッチャはWAKO’Sを使っています。
なるべくゴミを吸着させるのが目的なんですが、最初は少し吹け上がらないので、ぶん回してエアーを通してあげましょう。
白煙と共に、だんだん調子が上がってくるはずです。
これで交換は完了。
これで当面は調子よく乗れますね。
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