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【マニュアル】電球が切れても安心!スーパーディオのテール球とウィンカー球の交換方法
さて、今回はメンテナンスマニュアルです。
最も売れたスクーターと言えるでしょう、みんな大好き、スーパーディオ(AF27)です。
かれこれ20年は売り続けたベストセラー中のベストセラーですね。
メーカーに在庫が無くなっても、各バイク店には1台は必ず新車在庫があったと言われるほどで、流通在庫だけで、販売台数が一桁伸びるとも言われておりました。
初期型から、さほど変わらず作り続け、可もなく不可もなく、嫌われることもないなら、マニアが存在することもない、ごくごく普通のスタンダードスクーターの王道を歩んで来たスクーターと言えるでしょう。
今回は、テール球とテール側ウィンカー球の交換方法についてやってみたいと思います。
この作業は、スーパーディオシリーズのAF27とフロントディスクのSR&リヤスポ付きのZXのAF28型に対応しています。
ちょっと不思議な形状をしているのですが、赤いレンズがテール部。
オレンジがウィンカー部というのは、わかりますよね。
ウィンカー部の下方に#2プラスビスが1本、左右それぞれで留まっていますので、これを外します。
すると、後方への力でウィンカーレンズがすんなり外れると思います。
これで、レンズ交換はカンタンにできるでしょう。
次に、ウィンカー球ですね。
こちらもカンタンです。
引っこ抜くだけ。
この形状の電球をウェッジ球と言います。
規格は、定格:12V10W ガラス球:T13 口金:ウェッジ(W2.1×9.5d)
次に、テール側に進みます。
つまり、ウィンカーレンズを外すことでテールレンズの留めビスが現れます。
#2プラスビスを2本外します。
レンズは、上方でツメがハマっていますが、すんなり外れるはずです。
シルバーの反射板に打刻があるように、12V21/5Wが正しい電球となります。
これ以上のモノも普通に販売されていますが、23/8Wを使うと、もしブレーキランプが点きっぱなしになるようなトラブルがあると、レンズが熱で溶けます。
取り外し方は、ウィンカー同じく、引っこ抜くだけ。
これ、カンタンでイイですよね。
規格は、定格:12V21/5W ガラス球:T20 口金:ウェッジ(W3×16q)
で、ごくごく一般的な電球であり、ガソリンスタンドなどにも在庫はあると思います。
交換する時は、全部一緒に交換するのがコツ。
テール球1個、ウィンカー球2個。
電球のフィラメントが壊れることはそうそう無いのだが、接点不良を起こすのが、だいたい経年劣化によるモノなので、ついで交換がトラブルを避ける上で大切です。
このマニュアルに目を通しておいて、事前にパーツを入手してから作業に取り掛かろう。
ではでは。
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