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このタクトも売れたんですよねー
スタンドアップタクトという俗称もあります。
スタンドにモーターが付いており、キーを回すと、モーターの力で車体を持ち上げセンタースタンドをしてくれる装備です。
グレード別で、全車標準ではないのですが、特徴的なので、AF24型のタクトのことを、「スタンドアップタクト」と呼ぶと業界では通じるようになりました。
ただ、その後モデルチェンジしたAF30型でも、このスタンドアップ機構が引き継がれたため、なんだか通じなくなって、みんな使うのをやめた感じです。
トラッドタクト という人も居ます。
コマーシャルでキャッチコピーが、上質なイメージを与えるため「TRAD」を使っていたからです。
いずれも浸透せず、AF24 と、型式名称になったようですね。
このAF24型タクトのフロントカバー脱着法を、今回はやってみます。
ネジは3本のみです。
普通、インナー側にビスが留まっているのですが、上質をイメージさせるため、極力、ネジやビスを見せない努力をした感じがします。
パーツリストを見てみましょう。
もう1ページでは書ききれないほど、カラーリングが豊富です。
これは最終版のパーツリストなので、全カラーリングの記載があるのですが、当時は6,600円だったんですね。
安いなー
最後に購入した履歴を見ると、8年前で15,300円という記録がありました。
もうパーツは出ないと思いますが、もしあれば3~4倍近くにはなっているのではないかと予想されます。
正面から見て3本の#3プラスネジを外します。
#3なので、大きなプラスドライバーですからね。
このネジ、ステンレスなんですが、受け側がスチールなので、ネジ部がギンギンに錆びます。
かなり固まっている個体もあるので、舐めないように慎重に外しましょう。
あとはツメを剥がすだけなのですが、その前に、ツメの形状を確認しておこう。
フェンダー裏を見てみると、先端部に乗っかるような形状でツメがフェンダー部に掛かっているのがわかるだろうか?
つまり、外す時は、上方向に少しアクションを起こす必要性があるのだ。
ちょっとだけ上方向に力を入れると、さっき確認した先端ツメが外れ、他のツメも外れてくるはずだ。
あとは、この脇のぽっちツメだ。
このぽっちツメをかわしてしまえば、あとはすんなり外れます。
ビスが留まっていないだけ、ツメがしっかり留まっているのが特徴だ。
このツメの剥がし方、かわし方をマスターしよう。
カバーを外すと、内部は、ウィンカーリレーやレギュレター、メインスイッチ、各配線、ケーブル類と確認できる。
両側盛り上がっているのは、インナーボックスだ。
さすがの年式なんで、中は埃だらけだ。
水洗いしてキレイにしておこう。
ではでは。
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