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そんなZZの特徴的でもある、メッキ装飾を備えたスポーツライクなマフラーは定評である。
装飾付きのマフラーは重たくはなるのだが、単純にカッコイイ。
とは言え、エキパイ部は鉄のまんまにしておくしか無いので、この部分は熱を帯びてサビてくるとかっこ悪いし、あんまり放っておくと穴が空いたりもする。
そこで、マフラーを外し、エキパイ部のサビをキレイに落とし、まるで新品のような真っ黒マフラーに復活させる方法をやってみたいと思います。
さらに、どうせマフラーを外したついでにリアホイールも外し、ブレーキのチェックなんぞもやってみたいと思います。
このマフラー、重たいです。
なので、外す時に手で押さえるのが大変だと判断する場合は、事前に針金かなんかで車体上部から釣っておくとイイでしょう。
エキパイ部とエンジンの付け根を覗き込みます。
マフラーを留める5mm六角ネジが2本あります。
だいぶサビが進行しているので、とにかくしっかりした工具を使い、しっかりと直角と水平を確かめながら工具を差し込み、確実に回しましょう。
前述のよーに、サビが進行しているので、ヘキサゴンレンチビットでも、ボールポイントは止めましょう。
垂直、直角、水平を確かめながら反時計回りで緩め外します。
これはだいぶキツイですね。
こうなると、もう新品のネジに交換した方がイイと思います。
次に、ジェネレーター脇の2本の12mmボルト2本を外します。
ただし、マフラー自体が重たいので、右手でマフラーを持ち上げながらボルトを抜くよーにします。
ゴトっと外れるはずです。
車体側からマフラーが外れましたね。
エキパイ部は、サビくれています。
大なり小なり、どの個体も必ずなっていると思います。
まだ穴が空くほどではありませんが、この時点で錆止めをしておくのがベストです。
サビ落としに使うのは金ブラシです。
擦っている過程で火花が出る場合もあるので、引火性のあるモノはどけておきましょうね。
地まで出なくてもOKです。
表面の浮きサビが取れれば、あとは塗料が浸透しますので。
この表面具合見えますかね?
これぐらいサビ落としすれば大丈夫です。
耐熱スプレーを用意します。
原付バイクぐらいだと耐熱じゃなくても、そんなに熱くはならないのですが、変に心配な方も居るでしょうから、ちょっと高くても耐熱スプレーなら間違いないです。
シューっと一回り吹いておけば、向こう2年ぐらいはイイ状態を保てると思います。
車体に付けたまんまだと、表面の片方しか塗れないので、やっぱり一度外して吹いたほうが完璧なメンテナンスにはなるでしょうね。
さて、作業はホイール外しの方に移りましょう。
もう、ここまでくればカンタンです。
センターナット22mmを外します。
この作業ですが、機械工具が必須です。
もし手持ちで機械工具が無い場合は、残念ながら、ホイール外しは諦めてしまったほうがイイと思います。
こういう時、手工具でも回す方法を教えるのでしょうが、ガッチャの考え方として、まず道具を揃えて、その道具を使いこなすことから楽しむ ってことが機械メンテナンスの基本と考えています。
つまり、道具無くしてDIYメンテナンスをやるべきでは無いと思っています。
特に、このナットは走行中に緩んだりすることは絶対に許されないので、インパクトドライバーやエアーレンチなどを持っていない場合は、手出しNGです。
ナットが外れると、あとはワッシャーです。
ホイールを引き抜きましょう。
この時、固まったりしている時もあるので、少しゆさゆさとアクションを起こしながら引くのもイイ方法です。
リアホイールが外れると、こんな感じです。
ホイールシャフトにスプラインが入っているのがわかりますね。
このスプライン(縦筋)に、薄く油を塗っておくと錆びにくくてイイと思います。
ブレーキシューの減り方の確認をしっかりやっておきましょう。
ブレーキ調整の引きしろが無い場合は、減り方関係なく、シュー交換しちゃいましょう。
さ、いかがだったでしょうか?
一挙に、マフラー外しからホイール外しまでやっちゃいましたが、かなりDIYメンテとしては高度な作業かと思います。
工具があればぜひ挑戦してみて下さい。
ではでは。
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