2024年3月1日より受付電話番号を廃止し、全ての修理予約は公式LINEからとなりました。
お仕事バイクの代名詞と言えばスーパーカブだったんですが、最近のビジネス車のメイン車両の傾向はカブでは無くなっているんです。
なぜなら、若い人がギア車に乗れないからです。
そもそも、ミッションの概念がわかっていないようです。
んー それもわかりにくい説明だね、もっと砕くと、変速をすることでバイクやクルマが加速して行くという仕組みがわからないんでしょうね。
ま、なにをどー説明しよーが、メカに興味が無いので理解しようとしてくれないので、仕事のご依頼時にも、そこまで細かく説明したりはしなくなりました。
ここ十数年で、ほんとにユーザーのメカニカルスキルがぐっと低くなったのを感じています。
いや、無知が悪いとは言っていません。
そんなことは専門家であるバイク修理屋に任せて頂ければイイことで、深く知る必要性もありませんし、そんなことよりも、wifiスポットの場所を把握していた方が現状の生活に役に立つ知識でしょうしね。
配達員やフードデリバリーの現場では、そうした背景から、もうギア車を使うことは無くなりました。
そこで多く使われるようになったのが、配達にめっぽう強い、ベンリィスクーター(AA03)です。
その仕事の中で使われる道具のひとつとして、やはり気にしたいのが、燃費ですよね。
バイクを選ぶ時に「燃費いくつ?」と気にされる人が多くなったのも、最近の特徴です。
そこで、消耗品パーツの中で、低コストでしっかりと燃費を上げることができる、エアフィルターの交換法をやってみたいと思っています。
この作業、50cc版のAA03だけじゃなく、110cc版のJA09にも対応しています。
もちろん、PROグレードも作業内容は一緒です。

ちょっと何のためにあるのか不明なのですが、エアクリーナー前方に位置する、ちょっとカバーを外さないとなりません。

#2プラスビスを外します。

そのまま引っ張るだけです。

このワンステップがよくわかりません。
むしろ要らねー

ちょっとカバー内にあるビスも含め、合計7本の#2プラスビスを外します。

奥まっているので、プラスドライバーは少しオフセットしてあるタイプがイイでしょう。

エアクリーナーボックスカバーが外れます。

これがビス形状です。

エアフィルターが露出すると、さらにビスが見えます。
つまり、交換する箇所は、さらにビスを外して分解せねばなりません。
このわざわざ2ピースにする手間が意味がわからないんですよねー

とりあえずエアクリーナーを離脱させて、4本のビスを外します。


これが交換するエアフィルターパーツになります。
新品はやっぱりキレイですね。

あと、肝心なのは、このエアクリーナーボックス内部もキレイにしておくとイイですよ。
内壁は意外と汚れが付着しているので、インジェクション側にゴミを吸い込む可能性がありますので。
交換が済んだら、交換前と燃費計算して比較してみてください。
確実に上がっているのが計測できるはずです。
これは、ガッチャでも実際に検証したこともありますので、ほんとに上がっていることがわかると思います。
昔の2スト時代よりは、向上率は低くなりましたが、それでもリッター2kmは確実に上がるはずです。
ガッチャの場合は、燃料をガソリンタンクではなく、メスシリンダーからガソリンを供給することで計測を行っておりました。
一般のユーザーだと、そんなことは出来ないと思いますので、毎日同じルート、同じ時間、同じ季節、などでバイクを使用している方限定の計測法でしかありませんけどね。
ではでは。
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