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中華カブ50/110(AA04・JA10)の修理入庫があり、前回の記事で、まずは、ウィンカーユニットを外し、さらにヘッドライトを外した。
なぜ、この分解をしているか?とゆーと、実は、フロントブレーキレバーがポキン!と折れてしまったケースであり、それを交換する必要性があるからです。
え!なぜ、ブレーキレバーで、そんなたいそうな外装パーツ分解をしているか?と言えば、それは、決してムダなことをしているわけじゃなく、そうしてひとつずつ外して行かないと、レバーが交換できんねん!
アホか!
どんな構造の悪さやねん。
しょーじき、怒り心頭です。
今世紀最大のホンダの大失敗原付バイクが、このスーパーカブ(AA04)です。
すぐに軌道修正しましたけどね。
お仕事に使うバイクのブレーキレバー交換が、こんなにもめんどっちーとなれば、大失敗バイクと大々的に言えるでしょ?
しかも、今回の記事は、ハンドルアッパーカバーの外しであり、まだブレーキレバーに到着しません。
とゆーことで、今回も序章になってしまう作業なのですが、メーターケーブル交換や、メーター自体の交換などにも活用できると思いますので。
あ、この作業、50cc版のAA04だけじゃなく、110cc版のJA10にも対応します。
前回の作業でヘッドライトは外すことができた。
今回は、ハンドルカバーが上下セパレートになっているので、その上側、アッパーカバーの方を外すべく、作業を進めていこう。
まず、首筋に#2プラスネジが左右両側で留まっているので、これを外す。
首筋からすっと上に上がって来たところに、下から見上げるようにすると留まる#2プラスビスがあるので、これを外す。
これも左右両側にあるので、合計2本だ。
ヘッドライトスペースの中から、左右のロアーカバーに対して留まる#2プラスビスを外す。
左右両側に留まっている。
ビス形状はこんなだ。
さらに、ハンドルフレームと留まる#2プラスビスがあるので、こちらも左右両側で外す。
ちょうどメーター脇ぐらいの位置なのだが、短い柄のドライバーじゃないと入らないので、注意だ。
まったく厄介な留め方である。
ビス形状は、すべて同じ長さなので、ごちゃまぜでもどれを使っても大丈夫だ。
これでやっとこさ外すことができる。
まず、このロアーカバーとのツメを外す。
少し浮かせることで手が入りやすくなるので、このタイミングでメーターケーブルを外すと楽だ。
根本のネジを反時計回りで緩め外します。
外れると中にはインナーケーブルが見える。
もし、メーターケーブル交換の際は、ここまでで作業完了になる。
ケーブルアッシーとして交換するか、中のインナーだけ交換することもできるので、どちらかで作業を遂行して頂ければと思う。
さ、次に進もう。
アッパーカバーのツメとポッチをよーく確認して欲しい。
上方向に持ち上げつつ、ポッチがハマるところをかわす必要性もある。
さらに、計器ボックスも邪魔をする。
計器ボックスはあらかた強引にかわす必要性がある。
いちいちしゃくにさわる構造である。
今回の作業の目的は、ブレーキレバーの交換であるということもあり、完全にアッパーカバーを離脱させる必要性がない。
そこで、こうやって外してフリーにしておくことで、こと足りる。
もし、ハンドルアッパーカバーを離脱させたい場合は、この段階から、メーターコネクターを外せばイイだけなので、外装パーツ交換の際は、そうして頂ければと思う。
今回は、これで作業を終えます。
しかし、やっとこさ、ブレーキレバーのネジが見えて来た。
真上から留まっているモノなので、ここまでの分解は致し方ない流れで一切ムダではない。
次回は、そのブレーキレバー外しをやってみたいと思っています。
ではでは。
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