お仕事ぐるまと言えば、ハイエースが王者と言えるでしょう。
キャラバンではなく、ハイエースであることは確かで、一部では、かっぱられるので、あえてキャラバンにしている営業所も多くあるそうですが、あくまでリセールバリューを考えてみても、ハイエースであることに変わりありません。
そのくるまの現象と同じなのが、原付バイクで言うところのスーパーカブです。
ただ、それも、AA01型までの話し。
カブも中国生産になってからは苦戦しています。
今回やる個体は、いわゆる揶揄されて、「中華カブ」と言われているモノ。

今世紀最大のホンダの大失敗原付バイクが、このスーパーカブ(AA04)です。
すぐに軌道修正しましたけどね。
そこが、さすがホンダ。
とくに、メーター廻りのバラしがやりにくいんだー これが。
そこで、まずはウィンカー球交換の際に必要な、ウィンカーユニット脱着法をやってみたいと思います。
どんだけネジ使ってんだよって感じです。
あ、この作業、50cc版のAA04だけじゃなく、110cc版のJA10にも対応します。

まず、ブレーキレバー付近の#2プラスネジを外します。

下から覗き込むと2本の#2プラスネジがあるので、これを外します。
そもそも、2本も要るんかー?って感じですけどね。

ネジは特殊ネジ形状で、少しだけオフセットしています。

ユニットを前方方向に引き出します。

3極コネクターを外します。
この時点で、ウィンカー球ソケットも露出するので、電球交換はできるでしょう。





3極コネクターだけど、端子はプラスマイナスの2極となります。

これでウィンカーユニットが外れました。

このぐらいのユニットであれば、ネジやビスを1本で外したいところです。
メンテナンス性はイイとは言えないですね。
例えば、ウィンカーレンズは外からビス1本外すことで外すことができ、バイク屋さんやユーザーが、スマートに交換できるようにして頂きたい。
どーせ、配達バイクとして使うと、コケて割るんですから。
働く人、使う人、直す人、売る人のことが考えられてないモノ創りを、ホンダがしているのが気になりますね。
墜落して行くような気がしてなりません。
ツインバードやBALMUDAなどの新生家電メーカーらの、ハングリー精神&遊び心を見習うべき岐路にあるのではないかと考えております。
ではでは。