2024年3月1日より受付電話番号を廃止し、全ての修理予約は公式LINEからとなりました。
レッツ4の入庫が集中しており、工場がレッツ4だらけになっています。
なんか雨が続くと調子が悪くなりがち?
そんなバイクあるんか?と思うほど、レッツ4の不動トラブルが多発しています。
一台はオイル交換サボりで焼付き気味、一台はぶっついてステムが詰まっている、一台はギアが粉砕 と一筋縄では行かないトラブルばかりです。
厄介ですが、やりがいはありますね。
まずは、ステム交換のレッツ4なんですが外装外しからスタートなんで、まずはまずはの、フロントカバー外しをやってみたいと思います。
レッツ4シリーズの中で、今回のフロントカバー外しレクチャーは、ほぼ全型式に対応します。
レッツ4(CA41A・CA45A・CA46A)・レッツ4パレット(CA41A・CA45A・CA46A)は同一形状のフロントカバーを使用しています。
ただし、レッツ4バスケットは、ぜんぜん形状が違いますんで。
まず正面の3本の#3プラスネジを外す。
これがネジ形状。
M6トラス、ワッシャーが一体のタイプになる。
次にインナー側に回り、左右両脇にある#2プラスビスを外す。
トラスビス形状だ。
あとはツメだけだ。
力を入れる方向は進行方向に引っ張るように外す。
中には、スズキの軽自動で使用されている、樹脂製クリップが使われています。
正式名称は、リテーナークリップファスナー と長い名前。
この裏側の穴に樹脂製クリップファスナーがハマる構造となっています。
ヘッドライトアッパーカバーが前回のレクチャーで外れているので、この辺りを持って外すのもイイだろう。
これで外れました。
クリップファスナーの形状を確認して予習しておくとイイだろう。
ついでに、フロントカバー内に収まる電装系パーツ郡を解説しよう。
ちょっとごちゃっとしているが、メインキーに留まっているのがレギュレター。
フレームにゴムバンドで留まるのがウィンカーリレー。
ホーンの上にあるのがフューエルカットセンサー。
そして、左右ウィンカーの電球ソケットがある。
ウィンカー球が切れた場合は、つまり、フロントカバーを開けることで交換できるわけだ。
また次の回にでも電球交換の方法もやってみたいと思う。
ではでは。
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