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【マニュアル】初期型PCX125【JF28】のリアスポ?タンデムレール?グラブバー?の分解法

原付二種でそこそこ売れ、カスタムパーツも充実していると言えば、今回紹介するPCX(JF28)です。

クルーザータイプの原二で、いわゆるビッグスクータースタイルを継承したデザインで、JF28型当時はこれ以上のバイクがあるのか!?と思わせたベストセラーバイクです。

一見、ネジやビスが隠されている上質なスクーターを目指したのもあってか、外装パーツはひじょうに外しにくい部類に入ります。

今回は、テール部に装着されている、あれ? あれは、なんと言うパーツだろか?

リアスポなのか、タンデムレールというのか、はたまた、グラブバー というモノなのか、名称は決まっていないのだが、なんだかそんなやつを外してみたいと思います。

今回の作業だが、初期型のJF28型に対応で、その後のJF56型とはちょっと形状が違うのでパーツ品番も違うので注意ください。

パーツリストを見てみよう。

PCXのリアスポイラー脱着法パーツリスト

パーツリストによると、リアーグラブレール とありますね。

また新たな名称が出て来た。

これ、リアスポがしっくり来るんですが、どうでしょうかね?

ガッチャではそう呼ぶようにします。

PCXのリアスポイラー脱着法

デザイン形状を見ると、リアスポだね、やっぱり。

PCXのリアスポイラー脱着法

まずシート開けて両脇に留まる#2プラスネジを外します。

PCXのリアスポイラー脱着法

短いネジなんで無くさないように。

PCXのリアスポイラー脱着法

あとは、クリップツメだけで留まっているので、まずは、取っ掛かりとして、ボディカバーとの接点で、こじってみるとイイだろう。

PCXのリアスポイラー脱着法

ある程度、力を入れて引き上げてみよう。

すると、パコっとクリップツメが外れて浮いて来るのがわかるはずだ。

PCXのリアスポイラー脱着法

合計で3箇所のクリップツメが留まっているので、それを意識して引き上げて行こう。

PCXのリアスポイラー脱着法

テール部真ん中ぐらいに最後のクリップツメがハマっている。

これを外したら離脱できる。

PCXのリアスポイラー脱着法
PCXのリアスポイラー脱着法

引き剥がして裏を見ると3箇所のクリップツメが確認できるだろう。

これを意識して外してみるとイイだろう。

PCXのリアスポイラー脱着法

次に金属パーツを外す。

アルミの鋳造で出来ているので、そこまで重たくはない。

4本の12mmボルトでしっかり留まっているので、これを外します。

PCXのリアスポイラー脱着法

ネジ形状です。

PCXのリアスポイラー脱着法

ボディカバーが被っている部分があるので、これをかわします。

PCXのリアスポイラー脱着法

これで離脱できます。

PCXのリアスポイラー脱着法

後方に付いているネジ穴は、リアキャリアを装着する際の隠しネジ穴です。

PCXのリアスポイラー脱着法

これで完全離脱しましたね。

そもそもメットインボックスを外すのに必要な作業でもありますので、我々修理屋は、わりとポピュラーに外すパーツでもあります。

ま、名称は決まっていなかったですけどね。。。

ではでは。

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