原付二種でそこそこ売れ、カスタムパーツも充実していると言えば、今回紹介するPCX(JF28)です。
クルーザータイプの原二で、いわゆるビッグスクータースタイルを継承したデザインで、JF28型当時はこれ以上のバイクがあるのか!?と思わせたベストセラーバイクです。
一見、ネジやビスが隠されている上質なスクーターを目指したのもあってか、外装パーツはひじょうに外しにくい部類に入ります。
今回は、テール部に装着されている、あれ? あれは、なんと言うパーツだろか?
リアスポなのか、タンデムレールというのか、はたまた、グラブバー というモノなのか、名称は決まっていないのだが、なんだかそんなやつを外してみたいと思います。
今回の作業だが、初期型のJF28型に対応で、その後のJF56型とはちょっと形状が違うのでパーツ品番も違うので注意ください。
パーツリストを見てみよう。

パーツリストによると、リアーグラブレール とありますね。
また新たな名称が出て来た。
これ、リアスポがしっくり来るんですが、どうでしょうかね?
ガッチャではそう呼ぶようにします。

デザイン形状を見ると、リアスポだね、やっぱり。

まずシート開けて両脇に留まる#2プラスネジを外します。

短いネジなんで無くさないように。

あとは、クリップツメだけで留まっているので、まずは、取っ掛かりとして、ボディカバーとの接点で、こじってみるとイイだろう。

ある程度、力を入れて引き上げてみよう。
すると、パコっとクリップツメが外れて浮いて来るのがわかるはずだ。

合計で3箇所のクリップツメが留まっているので、それを意識して引き上げて行こう。

テール部真ん中ぐらいに最後のクリップツメがハマっている。
これを外したら離脱できる。


引き剥がして裏を見ると3箇所のクリップツメが確認できるだろう。
これを意識して外してみるとイイだろう。

次に金属パーツを外す。
アルミの鋳造で出来ているので、そこまで重たくはない。
4本の12mmボルトでしっかり留まっているので、これを外します。






ネジ形状です。

ボディカバーが被っている部分があるので、これをかわします。

これで離脱できます。

後方に付いているネジ穴は、リアキャリアを装着する際の隠しネジ穴です。

これで完全離脱しましたね。
そもそもメットインボックスを外すのに必要な作業でもありますので、我々修理屋は、わりとポピュラーに外すパーツでもあります。
ま、名称は決まっていなかったですけどね。。。
ではでは。




