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【マニュアル】ズーマーXのセルを元気よく回す!しっかり解説バッテリー交換法
ただいま入庫中のズーマーX(MLHJF3821)ですが、タイホンダの逆輸入バージョンとなっています。
国内正規型番はJF52型ですが、並行もんは、出力が高く、中古だと5万円は安いというコスパも併せ持っています。
ただ、品質は良くはないです。
どの個体にも言えますが、ウィンカーぽろりん症状があります。
ウィンカーの付け根が衝撃吸収のため、ゴム製で出来ているのですが、こいつが品質が悪く、3年もすると劣化してひび割れ、ひどいとぽろりんと落ちてしまうのです。
ま、それはおいおいやるとして、今回は、セルを元気よく回し、始動性を良くするバッテリー交換法をやってみたいと思います。
国内仕様のJF52型もまったく同じ作業内容となります。


まずシートオープン。
ズーマーXのシート下収納はおまけ程度です。
しかも、密閉性がありませんので、ほこりだらけってのが、イヤですねー

バッテリーはメンテカバー下にありますので、まずはこのメンテカバーツマミを上げます。

つまんで、パカ。

今どき、プラグレンチとドライバー程度の工具が入っていました。

あれ?◯が一個足りませんが、4本の#2プラスビスを外します。

こちらがビス形状です。

次にグラブバー付近の2本の#2プラスネジを外します。

こちらはちょっとオフセットしたネジとなりますので、特殊ネジとなります。

あとはバッテリーボックスカバーを上方向に外します。

前部は、L字が挿さるようにハマっているので、上方向に引っ張ってあげてください。

これで離脱しました。

バッテリーが露出しましたが・・・あれ?ちょっとおかしーですね。
標準バッテリーの型番は、YTZ6V のはずですが、入ってるバッテリーは、TTZ7SL でした。
これはオーナーが、強引に7番バッテリーを入れてしまったわけですね。
TTZ7SLが入るということは、ネットで安売りしているYTZ7S も入るということになります。
これは素晴らしいことですね。
とは言え、しっかり収まるということがわかりましたね。

つまり、7番を入れるために、このバッテリー押さえのアングルが不要だったので、脇に遊ばせておいたということですね。





こうしてバッテリーボックス自体に自由度があるとイイですよねー
他、電装系パーツも固まっているので、電装系トラブルの折には、この作業は重宝しそうですね。
ではでは。





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