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【マニュアル】初期型アドレス110のエアエレメント交換するとエンジンすこぶる好調になる!
さて、今回はメンテナンスマニュアルです。
アクセルを開けるとエンジンが止まる という修理依頼でお電話があったお客様の車両が、アドレス110(CF11A)となります。
いろいろ原因はあります。
まして、2スト時代のバイクとなると、さまざまな要因が考えられ、絞ることができないので、引き上げ修理にしちゃいました。
ひとまず、エアエレメントの状態を確かめて、作業のメニューを決めていこうと思っています。
エアエレメントは、エアクリーナー内に装着されているため、空気の取り入れ口です。
バイクのコンディションを測る上で、ある程度指標となる消耗品だと思われます。
まずは、エアクリーナーボックスカバーを外します。
#2のプラスビスが5本留まっていますので、これを外します。
ボックスカバーを外します。
すぐにエレメントが露出します。
たしかに汚い。
特にホコリだの枯れ草などが入り込んでいてすごいですね。
ただ、油っぽくは無いので、エンジンに問題は無さそうです。
スポンジがしっかりしているようなので、今回は、交換ではなく洗浄で行くことにしました。
ガソリンを溜めたトレイにエレメントを浸して、揉み洗いしただけです。
最後に、エアクリーナーオイルを塗布して完了。
スプレータイプなので、カンタンに塗ることができます。
ひとまず、エアエレメントを外した状態で、エンジンを掛け、溶剤をキャブに吹きかけて混合気の通りを良くしたら、エンジンが止まることは無くなりました。
意外とデリケートですね。
原因は、つまり、エアエレメントの汚れによるキャブの微小ゴミ詰まり。
って感じでしょうか。
キャブ洗浄メニューが出ると高いですが、エレメント交換ぐらいだと最低料金内でできました。
ではでは。
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