2024年3月1日より受付電話番号を廃止し、全ての修理予約は公式LINEからとなりました。
故障現場からガッチャに修理の依頼がありますが、その時に重要となるのが、確実な車種の選定です。
先日、修理にお伺いしたのはベルト交換案件でした。
ビーノということでビーノのベルトを、2サイクルと4サイクルの両方を車載し、修理現場に行ったのですが、到着してみるとそこにあるのはトゥデイでした。
しかも移動距離は片道50kmはあろうかという遠方修理。
戻ることもできず、無理くりトゥデイのベルトを装着したという強硬策を取りましたが、もちろん、それはお客様に了承を頂いた上で、試乗テストまでして修理完了としました。
率直な意見として、「あ、使えるんだ、ラッキー♪」と、根っからポジティブ人間である、わたしの感想でしたが、そもそも、それではイケませんね。w
お客様にはしっかりと車種を把握して頂き、ガッチャに正確に伝えて頂く必要性をひしひしと感じた一件でした。
そこで、このカテゴリー、車体番号と型式認定番号の現状車両からの調べ方を、どんどん進めて行こうと思っております。
今回は、PCX125(JF56)です。
確認した中では、JF56以外にも、前期型のJF28と後期型JF81で、この方法で調べる方法ができます。
それぞれ車体番号型式と型式認定番号は違いますので、必ずご自身の愛車を実際に見て確認して下さい。
前提としてバイク屋や役所で発行される書類は信用しないようにしましょう。
車体番号はひじょうにわかりやすい部分に打刻されています。
シートオープンし、シートロック部のちょい前方にあります。
JF56-○○○○○○○
が車体番号となります。
他の言い方としては、車台番号(しゃだいばんごう)やフレームナンバーなどと呼ばれる時もあります。
数字の前にあるのが型式です。
JF56、JF28、JF81 と車体番号自体も変わるという法則です。
次に型式認定番号です。
エアクリボックスの上、リアサスの前辺りを覗き込みます。
目を凝らすと、アルミステッカーが見えると思います。
フレーム部分にシールが見えるはずです。
反対側になっていますが、このステッカーに認定番号の記載があります。
Ⅱ-1822 とあります。
こちらが、JF56型の型式認定番号となります。
JF28型はⅡ-1812 JF81型はⅡ-1849 となります。
型式認定番号に関しては、新規登録の際に必要になるぐらいなのですが、新車登録の時点でバイク店の記載が間違っているケースは、多く確認しています。
なので、信用せず、しっかり自分で判断できるようにしておきましょう。
間違った車体番号で登録がなされたままだと、事故の際に保険が下りないという事態もあり得ることなので、自分の身は自分で守るのが得策です。
ではでは。
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