2024年3月1日より受付電話番号を廃止し、全ての修理予約は公式LINEからとなりました。
ホンダの絶版車、パル(AF17)のイジり方も佳境です。
今回、ボディカバーを外すことになるのですが、前回やったフロントカバーの外し方を連動させると、かなりのメンテナンスができるようになると思います。
ボディカバーを外すことでエアクリーナーやキャブ廻りのメンテナンスに進むことが出来るようになるのは大きいですよね。
放置して朽ち果てたパルを復活させるのに、大いに役立つ作業かと思っています。
過去の画像を使っているということで、今見ると、こーは写さないでしょ~ というところはいっぱいあります。
ですが、コロナ前にITベンチャーで経営者となった友人に言われたことがあります。
バイクの「バ」の字も知らない友人です。
こんな画像の元データが何千枚もあるんでしょ?
写りがどーのこーのじゃなく、業界を担うユーザーのためになる資産を、世に出さないってのは、そこに生きるモノとして怠慢じゃね?
的なことを言われたことがありました。
ちょっとカッコつけた言い方には変換していますが、こんなことを言ってくれる友人が居るってのは、人生の幸せではあります。
まず、客観的に意見してくれるということと、一歩先のトレンドを狙っている人の意見ということが、説得力があります。
それを機に、ガッチャの新サイトの構築を行い、原付バイクに関するテクニカルカテゴリーを、しっかり車種別にデータベース化し、いつでも誰でも、イジろうとする現場でスマホで確認しながら作業ができるようにしようと考えました。
おいおい、それはブラウザというモノを使わない方法、つまり、アプリ化するってのも、そのITの友人に相談してみようとは思っています。
さ、作業に戻るとしましょう。
まず前提としてフロントカバーは外れているモノとします。
まず、シートオープン。
キャリアをまず外して行きます。
ガソリンタンクの脇に留まる2本の10mmナットを外します。
ころころ~っとタンク脇に転がって落ちて行かないよう、しっかりキャッチしながらやりましょう。
次に、キャリアセンターの10mmネジを外します。
これでキャリアが外れました。
ボディカバーに関しては、リア廻りに留まるネジ類はもうありません。
そのままボディカバーの分解に移りましょう。
ステップ上部に留まる8mmネジ、さらにシートヒンジ下部に留まる8mmネジを外します。
プラスドライバーでも回るようになっているM5ネジです。
まず、ステップ脇のサイド部を外側に引き出します。
ツメの形状は外から中にハマるモノとなっています。
さらに、後方に引っぱることで、ステップから離脱します。
ガソリンレベルメーター廻りのツメ、ボディカバーの左右合わせを外すことで、分解が容易になります。
後期型にある白いモール部にもツメがハマっていますので、注意して外して下さい。
シートキーは、ケーブルなどが無いタイプなので、その他、繋がっているモノはなく、すんなりボディカバーは外れます。
これで外れました。
左側だけ外したところですが、もし、外装交換や分解をその先に進めるならば、右側も同じ要領で外して下さい。
ひとまず、左側を外すことで、キャブ廻りのメンテナンスはできるようになりますので、次回はそうした給排気系のメンテナンスに進めてみましょう。
ではでは。
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