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【マニュアル】リード125のエアフィルター交換方法
さて、今回はメンテナンスマニュアルです。
夏になると空気が熱くなるがゆえに膨張します。
膨張した空気から、いつもと同じ量の酸素を取り入れるには、より多くの空気を吸わないとならないというのが、燃焼機関の特徴です。
この湿気のある夏に調子を落とす個体は、エアフィルターで目詰まりを起こしている可能性があります。
リード125(JF45)のエアフィルター交換の方法をレクチャーします。
JK12型も共有できます。
通勤快足と言われる原付二種バイクですから、交通量の多い時間帯を走る頻度も高く、エアフィルターも排ガスなどで汚れているケースも多いです。
しかも、なぜか、原付二種バイクって、フルカバードされているモノが多く、タイヤやエアフィルター、駆動系など、メンテナンスがかったるくなる傾向にあります。
今回のリード125もしかり、エアフィルター交換に際して、サイドモールカバーが丸かぶりしています。
ムカつくんですよね、これ。
ま、サイドモールが邪魔してメンテナンスしにくい件は、サイドモールカバーの取り外し方の記事でさんざん文句イイましたので、ここではスルーします。
常連さんの場合は、ちゃんとお断りしてから、サイドモールにドライバーが入る穴を空けさせて貰っています。
サイドモール取り外しにおける工賃が安くなりますからね。
今回の個体は、そうは行かないので、しっかりサイドモールカバーは取り外しました。
ボックスを外すべく、真横から見て、7本の#2プラスビスを外します。
前方の1本は、実は、ボックスカバーに付いているちょっとカバーのビスです。
このちょっとカバー。
これ外さないと本ビスが出て来ないんですよね。
なにってわけじゃありません。
ゴミ混入防止のカバーです。
そして、露出した2本のビスも外します。
これでボックスカバーが外れます。
はい、これが取り外したビス。
意外と長めのビスです。
すんなり外れるわけじゃなく、各所にこのようなツメでハマっているところがあります。
これでボックスカバーが外れました。
走行距離5000kmということもあってか、それほど汚くはないですね。
これはチェックに留まるレベルです。
でっかいエアフィルターです。
フィルター部分だけにならないもんですかね?
ボックス内部もキレイに掃除して完了です。
どうでした?
エアクリーナーボックスが露出してしまえばカンタンなんですが、肝はサイドモールですね。
外したということは、取り付けもしなくてはならず、すんなり行ってトータル15~20分は必要になる作業になるのではないでしょうか。
トゥデイなら5分かからない作業ですから、作業工賃の加算は誰しもが理解できるところでしょう。
なに考えてバイク作ってるんでしょうね。
バイク作りという面で、しっかりメーカーには考えて頂かないと、ユーザーへの負担という点で、原付バイクを低コストで乗り続けることは、今後はちょっとムリなような気がします。
売れない理由がわかります。
では。
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