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【マニュアル】燃費と始動性が確実UP!ジョルノ4ストのエアフィルター交換方法を伝授!
さて、今回はメンテナンスマニュアルです。
レトロ系スクーターとして王道にもなった「ジョルノ」が、4ストになったのは、もう10年も前のことです。
そろそろメンテナンスもこなれて来て、ユーザーサイドでDIY修理をするのも多く見かけるようになって来ました。
そこで、今回は、ちょっとしたコツを交えてのエアフィルター交換方法をやってみたいと思います。
そもそも、エアフィルターとは、なぜキレイで無ければならないのか?
という疑問があるかと思いますが、家庭の空気清浄機を考えて見て下さい。
フィルターが汚れてくれば、臭いエアーが上から出てくると思います。


それが人体にイイ影響を与えるはずもないわけで、バイクも一緒です。
こんなにがんばっているわけですから、キレイな空気ぐらい吸わせてあげてもバチは当たらないのではないか と思ってやって下さい。
ほんとはもっと素晴らしい理由がありますが、理由なんてこんなんでイイんです。はい。
ただし、家庭にあるエアコンや空気清浄機とは違い、バイクは外を走るモノ、こんなホコリ汚れとは違い、真っ黒になっています。
・排気ガス
・汚れを含んだホコリ
・泥水
・カーボン
・ピッチ・タール
などなど
正直、こんな汚れを含んだフィルターをキレイに掃除するのは難しいんです。
だから、もし、確認して汚れていれば交換が望ましいです。
指標として、毎日通勤で使うような使い方の場合、1年~1年半で交換しちゃうのが、万全です。
ジョルノ4ストの場合、少しコツが要ります。

真横から見て6本のビスを外します。
ここでひとつポイント!ほんとは、エアクリーナーボックスは7本のビスで留まっています。
ですが、ボディの中に入り込んでおり、1本の留めビスが見えない位置にあります。
ボディに穴が空いていて、そこにプラスドライバーを入れて外す構造なのですが、そんな長いビットのプラスドライバーを持っているユーザーはおられないと思うので、その1本の隠しビスを外さない方法で解説します。
つまり、ここで外すビスは6本です。

ビスが外れたら、一番奥の1本のビスを留めたまま、ボックスを外側に開きます。
画像ぐらい・・・30度ほどかな?それぐらい開けばOK。
エアフィルターが外れます。
きったねーっす。
エアーガンで吹いてキレイにするバイク屋さんとかいるんですが、まったく意味ありません。
100%交換するパーツです。
なぜか?と言うと、最近は中国から飛んでくる黄砂が含まれているからです。
昔の日本は砂利道も多く、表面にまとわり付く汚れが多かったのですが、原付バイクで言えば、2スト時代は、まだ洗浄で良かった時代もありました。
今は、PM2.5というフィルターの目詰まりを起こす成分が大半になりました。
エアーガンで吹いた程度では取れないんです。

外した際に必ずチェックしたいのが、この部分。
ちょっと理由がわからないですが、雨水やらオイル戻りやら、いろんな悪いモノが溜まる部位なんです。
汚い場合はここを掃除しておきましょー。
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