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【マニュアル】ヴェクスター125のセンターカバーを取った上でプラグ交換を行う手順をしっかり解説
もうかれこれ20年前ぐらいの4スト原付二種と言えば、今回ご紹介するヴェクスター125(CF42A)があったり、スペイシー125があったり、シグナスDがあったりと、三社メーカーが凌ぎを削っていた状況でした。
各メーカー2車種ほどのラインナップがあったと思いますが、まだまだ2スト全盛ということもあり、4ストスクーターはそれほど注目をされていませんでした。
おじさんバイク的な印象が強く、デザインももっさりしていて、カッコより機能や耐久性を重視されていました。
ただ、4スト特有の静寂性であったり高燃費だったり、今後、このカテゴリーのバイクは伸びるとは思っていましたが、今、原付二種マーケットがこれほどの盛り上がりとラインナップを揃えるまでになるとは正直驚いています。
とは言え、原付二種マーケットは、まだまだ伸びしろがありまくる成長過程のマーケットかと思っています。
コケる可能性も秘めているのは、ずばり「価格」でしょうね。
25万円がボーダーラインかと思っていて、この価格帯を切れるモノじゃないと今後、令和時代の原付としては厳しいと思っています。
ヤマハのジョグ125、ホンダディオ110辺りが狙い目なんですが、ともに、デザインも良し機能も良しそして安いってのが最大の魅力なんですが、問題は、スズキが無い。
アドレスにしろアヴェニスにしろ30万円に近い価格帯であり、デザインももっさりしていて、ジョグやディオを差し置いて買う人はほぼ皆無なのでは無いかと考えています。
正直、バイク業界で生きるモノとして、この人気クラスでコケるメーカーがあると困るんですよね。
活況にならない。
先代のアドレス125、またはアドレス110の22万円前後の価格で販売されていたことを考えると、どーにも納得が行かないラインナップです。
家庭の電気代が5万円なんてざらになった令和時代、誰が30万円もする原付を買おうとしますかね?
今、このヴェクスターという20年も前の原付をイジっていて思うのが、機能やデザインなど、もうこの時代に十分完成領域になっていて、ずっとこれを作り続けていれば良かったんじゃないかな?とも思ってしまっています。
もし、ずーっと作り続けて10万円台なら、それはそれでイイんではないでしょうかね。
開発費を少し還元して貰いたいというのが、一消費者としての想いですね。
さて、本題に戻りますが、今回、このヴェクスターのプラグ交換をしたいのですが、まずは手順として、センターカバーを外す必要性があります。
順番にやって行きましょう。
まずセンターカバーです。
中央に#2プラスビスが見えるので、これを外します。
次にステップマットをちょっと剥がすと、センターカバーとステップを留める#2プラスビスがあるので、これを外します。
サビている可能性大なので、慎重に外しましょう。
あとはセンターカバーをパカっと外すだけなんですが、エアクリーナーダクトがココに繋がっているんですね。
特殊な方式ですが、このダクトホースを外す必要性があります。
バンドで留まっているのを確認して下さい。
このホースバンドを、プラスドライバーで反時計回りに緩めてホースを外します。
ホースが給気口に差し込まれているのがわかる。
これでセンターカバーが外れました。
次にエンジンヘッド部を覗いてみよう。
ヘッドに挿さるプラグキャップを確認。
このキャップを手前に引っこ抜いてみよう。
するとキャップが外れます。
プラグレンチはセパレートタイプが外しやすいと思います。
ガッチャが使っているのは、KTCネプロスのプラグレンチで、もうかれこれ20年は使っているモノだ。
こんな風にセットして反時計回りで緩め、プラグを外そう。
型番は、CR8E または CR7E となるが、今の主流は8番なので、手に入れやすいほうでイイと思う。
プラグ交換することにより、始動性UPや燃費の向上が見込めます。
ぜひ一度挑戦してみて下さい。
ではでは。
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