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今回紹介するZZ(ジーツー)CA1PB型ですが、2スト最後のハイパースポーツスクーターでした。
今でも人気あるんですよねー
過去記事にて、シートロックがどれだけ力強く閉めてもロックしないトラブルを直す記事を書いたのですが、つい先日、北海道に在住するユーザーからお礼のお電話を頂きました。
毎日、かなりのアクセス数があり数値では認識できてはいたテクニカルブログですが、どっかで役に立ててるんだなー とこうして再確認できたのは、ブロガー冥利に尽きるモノです。
実店舗型のバイク店には、くだらねーことネットで教えてんじゃねー と文句を言われることもありますが、なんも気にしておりません。
わが道を進むだけです。
そんなお礼までも言われるZZ愛も感じている中、今回はフロントブレーキキャリパーを外してからのフロントホイール外し作業を解説と共に進めてみましょー。
ZZは、前後ホイールともに12インチを採用しており、一般的なスクーターと比べインチアップされています。
それだけに、タイヤ交換や作業工賃を高くされがちであります。
もし、この辺りをDIYメンテができれば、格段にコスト削減ができるかも知れませんね。
フロントがディスクブレーキという部分がとっつきにくい要因はあるかと思います。
手順としては、キャリパーを外してから、ホイールを外す流れとなります。
六角レンチが必要になります。
6mmヘキサゴンレンチを用意し、2本のキャリパー取り付けボルトを外します。
ガッチャでは機械を使ってしまいますが、もし無ければ、ヘキサゴンタイプのソケットレンチを使うようにしましょう。
いわゆる使いがちな、L字型の六角レンチの使用はやめたほうがイイです。
ボルトが外れたら、キャリパーをそのままディスクをかわすようにスライドさせて外します。
これでキャリパーが離脱しました。
ブレーキパッドの交換方法は、フルードなどの絡みもあるので、また別の機会にやりたいと思っています。
ホイールシャフトは、14mmナットで留まっています。
シャフト側12mmを押さえつつ、14mmナットを反時計回りに緩め外します。
ナットが外れました。
少し、プラハンで引っ叩いて、反対側のシャフト部を突出させると抜きやすいです。
シャフトを引き抜きます。
あまりサビていませんね。
このシャフトがサビている状況だと、この抜き作業が固いので、かなり力はいるでしょう。
メーターギアボックスを外して、ホイールを離脱させます。
これで完了です。
今回はここまでにしましょう。
あまり細かいメンテナンスは個別にやったほうがイイと思いますので、また次回にしましょうね。
ではでは。
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