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【マニュアル】自分でやるタイヤメンテ!リード110のマフラー外しからのリアホイール取り外し方法
さて、今回はメンテナンスマニュアルです。
原付二種の正当進化系スクーターでもある、リードシリーズ。
その中でもリード110とリード110EXのJF19に対応する。
いわゆる、昔ながらのスクーター という形をしており、ステップがフラット。
足を揃えて乗れる原付二種としては数少ないスクーターの部類に入るだろう。
なんか、スクーターなのに、ステップの真ん中が盛り上がってて、またいで乗るのって、個人的にどうかと思うんです。
スクーターというスタイルは、あくまで足がフリーに動ける自由度があるステップが基本。
女性がスカートでも乗れるポップな乗り物を「スクーター」と言う定義が、バイク業界と消費者からイメージが崩れているのが気になりますね。
おもちゃから派生しましたが、電動キックスクーターは、その定義を100%引き継いでいると思いませんか?
だからこそ、新宿、渋谷、代官山など、若者にも受け入れられているのではないかと思います。
話しをもとに戻せば、おっさんバイクと言われようが、そんなスクータースタイルを貫いている、現代のリードは、もう少し認められてもイイような気がします。
言い方は悪いですが、PCXやマジェ、ビッグスクーターからの流れを汲んだクルーザースタイルは、東京弁で言えば、「ダサい」感じすら持っています。
世の中が感じるバイクの悪い部分を持っていて、ちょっと乗り回すのが恥ずかしいぐらいな感覚ですら持っています。
今一度、スクーターという言葉が持つ起源に戻り、POPで気軽に、どんな人も乗れる乗りたいと思えるデバイスを作って貰いたいと思っています。
さて、本題に戻ります。
今回、そんなリード110のマフラー外しからのリアホイール外しをやってみたいと思います。
この作業、マフラー交換時、タイヤ交換時、リアブレーキ交換時に役立つレクチャーとなります。
覗き込むところはココです。
マフラーの付け根を見てみましょう。
2本の10mmネットが留まっています。
これを反時計回りで緩め、外します。
目線が反対になるので、回す方向を間違わないように。
こんなオフセットしたラチェットがよろしいかと思います。
これがナットです。
袋ナットになっているのですが、原付二種としては、ちっちゃい袋ナットですね。
次に、脇から留まる14mmボルトを外します。
このボルトを外すと、とたんにマフラーが落ちますので、支えながら作業しましょう。
これがボルトです。
メッキタイプなので、錆びやすいかも。
すっと引き抜いてくれば、マフラーはすんなり外れるはずです。
たいして重くもありませんので。
ここまでで、マフラー外しは完了です。
マフラー交換の際は、これで大丈夫ですね。
さて、次にタイヤ・ホイール外しに進みます。
センターナットは、24mmです。
18V以上のインパクトレンチならば、外れるトルクです。
緩み防止がついているナットなので、多少固いことはあるかも知れません。
その場合は、ラスペネと塗布しましょう。
ナットとワッシャーとセットになっています。
これもアルミホイールになっているので、それほど重たくはないです。
すんなり外れるのが基本ですが、もし、固かった場合は、やはりラスペネを塗布してみてください。
タイヤ・ホイールも外れた状態です。
ブレーキシューが丸見えですから、もし、シューが減っているようであれば、ついで交換が望ましいですね。
ではでは。
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