ホンダのOEMとなったビーノ4(AY02)の定期メンテナンスです。
今回はフロントタイヤ交換案件だったのですが、その前に外さないとならない、フロントホイールの外し方をやってみたいと思います。
このビーノ、正直、スタイリングは良くない部類に入ると思います。
かろうじてジョルノパーツを共有化することで、なんとなく形はまとめてありますが、まず、ライトがデカすぎますね。
いわゆるビーノスタイルってだけで、レトロな雰囲気はまったく感じないのが残念ポイントです。
単にもっさりドシっと重たそうなイメージだけを感じます。
ハンドル位置にヘッドライトを持って来ているジョルノの方が、よっぽどレトロチックな雰囲気は出ています。
わざわざビーノを買う理由も見つかりませんし、そこはジョルノを選べばイイと思っちゃうのはわたしだけでしょうか。
今回ホイール外しなので、このホイール形状も好きくない。
しょーじき、だっさ。
わからんけど、今のデザインとわたしのセンスがズレているだけかも知れませんが、個人的には、原付業界、もはや終わってる感がありますかね。

タイヤの摩耗具合はすばらしーですね。
元取ってますね。
タイヤが滑って転ぶなんてことは、ほっとんどありませんから、これぐらい使うのがイイと思いますよ。
減ってないのに交換するのなんて、もったいなくて出来ませんね、個人的にも。

進行方向左側に17mmナットでシャフトで留まっています。

インパクトドライバーでビュン!って一発で回ります。
手工具はめんどっちーのでガッチャでは使いません。






反対側は、12mmで押さえておきましょー。

外れたナットをよーく見ると、緩み止めが切ってありますので、こちら側が外側になりますので。

あとはシャフトを抜きます。
もし、固かったら、反対側からプラハンで叩くか、少し車体を浮かせ気味にしたりすると、すっと抜けて来るでしょう。

ブレーキライニングごと、タイヤ・ホイールを前方方向に引いて離脱させるのですが、この時に、フォークを少し半回転させると外しやすいです。






ライニングユニットを離脱させます。
中にはブレーキカスがあるので、キレイにしておきましょう。

この個体のシャフトはキレイですね。
錆びが出ている場合は、少し擦って油を塗っておきましょう。

アクスルカラーです。
これをころころ~~っと転がして無くしちゃうと大変なので、タイヤ交換する前に外して保管しておきましょうね。
あとはタイヤ交換して完了です。
そこは割愛致します。

肝心の車体ですが、フォークを地面に付けて休ませておきましょう。
変に力を掛けるとセンタースタンドが外れて、悲劇が起こりますので、そっとしておきましょうね。
ではでは。




