2024年3月1日より受付電話番号を廃止し、全ての修理予約は公式LINEからとなりました。
先日、変わったバイクが入庫しました。
カブラ(C50)です。
ホンダの子会社である、ホンダアクセスがスーパーカブの装飾パーツを販売し、販売店にて発注し装着して納車されるという仕組みだった。
純正品質のカスタムパーツ販売、コンプリートとして販売することもできる仕組みはバイク業界にとって画期的なモノであったと思う。
四輪の場合は、日産で言うところのIMPULなんてモノがありましたが、その仕組と同じですね。
今回、このカブラのレッグシールド外しを行うのですが、装飾キャリアが付いています。
これがカブラの特徴でもあり、ま、なにが便利ってわけじゃなく、カスタム装飾パーツなので、あくまで飾りなんですが、しっかりしたモノではあります。
このレッグシールド外しのレクチャーですが、前期型カブと名の付く全車に対応しています。
C50・AA01・HA02・C70など、原付一種だけじゃなく、原付二種タイプにも対応しています。
工具は、12mmと14mmのスパナ・レンチを用意しましょう。
こんな形状の装飾キャリアが装着されている。
Rが付いているので、なんかモノを載っけられるわけじゃないので、ほんとに飾りである。
前方の両脇から留まる10mmネジを外す。
左右ありますから、合計2本です。
片方がフックが付いているが、右でも左でも使いやすい方で組み付ければイイと思う。
レッグシールドの肩部分がデザイン上、切ってあるので、機械が使いやすい。
こんな形状のネジです。
次に、エンジン上部に留まる12mm袋ナットを外します。
装飾キャリアは、ココに共締めされています。
ワッシャーとセットなので無くさないように。
これでキャリアのアームが外れます。
あとはカンタンに取り外せるだろう。
純正品質でもあるので、サビはほとんど見受けられない。
こーゆーところが嬉しい。
ちなみにこのキャリア、純正ではもう入手することはできないので、社外パーツで似たようなモノを探してみた。
取り外した際のネジ以外のパーツだ。
左のメッキパーツはエンジン上部でレッグシールドを押さえるために必要になります。
さらに、エンジン部に留まるワッシャー付き10mmネジを外す。
長いネジで留まっている。
内側にはオフセットを支えるカラーワッシャーがかましてあるので、これも無くさないように。
反対側も同じネジだ。
いよいよレッグシールドが外れるので、コツとしては、ハンドル側からこういう感じに開いて行く感じがイイだろう。
これでレッグシールドが外れました。
するとエアクリーナーボックスやキャブ、エンジンヘッドなどが露出する。
いろいろと総合メンテナンスに必要になる作業なので、一度予習しておくとイイと思う。
レッグシールド外しはスーパーカブ系のメンテナンスの基本となっている。
カブラとて同じで、これは14インチバージョンのリトルカブも同じ工程で進めることができる。
幅広く対応できるレクチャー記事となっているので、ぜひ参考にしてみて下さい。
ではでは。
コメント