ホンダのOEMとなったビーノ4(AY02)の定期メンテナンスです。
主要プラットフォームは現行ジョルノと一緒です。
ヘッドライト球を交換してほしいという出張案件がありましたので、ついでにマニュアル化しました。
これ、重要です。
シリーズというわけではありませんが、地味な電球交換マニュアルを各車種で上げているのですが、とても喜ばれています。
自分でやらなければ とわかってはいても、なかなかとっつきにくいのが、この電球交換だと思います。
なぜなら、電球の種類が開けてみないとわからないので、分解前に事前購入しにくいからです。
文字だけ書いてあるネット上の情報もいまいちアテになりませんし、こうした画像付きのマニュアルがあれば、電球自体の形状確認ができるので、ネットで買いやすいんだそうです。
同じビーノという名称でも、外装の外し方はまったく違うので、あくまで、AY02型専用のマニュアルとなることは覚えておいて下さい。
では早速ヘッドライトアッパーカバー外しからやってみましょー。

確かめてみると、ロービーム側が切れているようです。

ビーノのヘッドライトアッパーカバーは、正面からネジで留まっています。
が、この音叉マークで隠しているんですよ。

マイナスドライバーでこじって外します。






10mmネジが見えて来ましたね。

ワッシャー一体型の短いネジ形状です。

次にインナー側の首筋部分に#2プラスビスが2本あるので、これを外します。

あとはヘッドライトアッパーカバーをまずは上から前方へ引っ張ります。
上側のツメが外れてしまえば、あとは手前に引っ張るようにして外します。

あとはヘッドライトのコネクターを引っ張って外します。

これでヘッドライトアッパーカバーが離脱しました。
あとはヘッドライト裏にある黒いゴムの防水カバーのツマミを引っ張って外します。


ハメる時は、ちゃんと上下があるので、覚えておきましょー。

ヘッドライト球が外れないようにされている、押さえアームがあるので、これを外します。

片方の引っかかってるアームを引っ掛けからかわして、フリーにします。

これでバルブが外れました。



電球タイプは、HS1 球 です。




ネット検索する際は、「HS1 12V35/35W」とすれば適切なモノが出て来ますよ。
定格:12V35/35W
ガラス球:T14.2
口金:PX43T-38

交換後に点灯確認。
ハイ/ロー ともに、しっかり点灯しました。
白バイの多い環七近くなので、これで安心ですね。
同じく電球切れを起こしているユーザー、ぜひ実践してみて下さい。
ではでは。




